2010年/日本/カラー/DV/54分/16:9/ステレオ 配給:DSKシアター

2011年5月7日(土)〜渋谷UPLINK Xにてレイトショー公開決定!連日21:00〜。

(C)『焦げ女、嗤う』制作委員会

公開初日 2011/05/07

配給会社名 1243

解説


満たされぬ想いを抱えて出会った5人の男女。彼らが堕ちるのは恋の奈落かそれとも・・・。
現代(いま)を漂う若者たちの本音と欲望を赤裸々に描いた新世代青春群像劇!

この複雑で奇妙な恋の世界を創り上げたのは、水戸短編映像祭、TAMA NEW WAVEなど国内の映画祭で数々の入選歴を誇る新鋭、瀬川浩志。独自の観察眼と人間観に基づいて、満たされぬがゆえに己の欲望に忠実になっていく男女の姿を、時に繊細に、時にシニカルなタッチで描き出す。撮影は『ジャーマン+雨』など横浜聡子監督とのコンビで一躍名を馳せた平野晋吾。現場の空気感を絶妙なフレーミングで閉じ込めるそのカメラは、作品に独特のユーモアと強靭さをもたらしている。またキャストには、第1回CO2映画祭で映画監督の黒沢清氏から熱烈な支持を受け主演女優賞を獲得した新井美穂、第11回東京フィルメックスコンペ部門最優秀作品賞『ふゆの獣』(内田伸輝監督)の出演で鮮烈な印象を残した高木公介、『善人』(加藤行宏監督)のよこえとも子、『へばの』(木村文洋監督)の西山真来など、昨今のインディーズ映画界を賑わす実力派の俳優たちが名を連ねる。

ストーリー






26歳の冬子には結婚を意識した彼氏、圭吾がいた。順調そのものに見えた二人の交際は、圭吾の不可解な仕打ちによりあっけなく終わりを迎える。失恋の痛手を負った冬子は、高校時代の元彼、久太と街で偶然再会し、仲間同士の鍋パーティーに誘われる。ちょっとエキセントリックなシュウコをはじめ、個性的な仲間たちに迎えられ束の間の穏やかな時間を過ごす冬子。深夜、自ら久太をベッドに招き入れた冬子は、そのまま一夜を共にしてしまう。その光景を目撃して凍りつく人物がいた。シュウコである。久太に想いを寄せるシュウコはその晩の出来事が頭から離れず、翌日冬子の後をこっそりつけ始める。一方、家に戻った冬子を待ち受けていたのは意外な人物だった・・・。「恋愛」という現代人にとってもっとも身近で、しかし厄介なテーマを通して、人間の持つ弱さ、強さ、そして滑稽さに鋭く迫った青春群像劇。

スタッフ

監督・脚本・編集:瀬川浩志 
撮影:平野晋吾
美術:浅野陽士
録音:日暮謙
音楽:fra、古賀友彌 
ヘアメイク:山口陽子
制作助手:滝野弘仁
助監督:竹内洋介

キャスト

新井美穂
高木公介
よこえとも子
谷尾宏之 
真柳美苗
松本高士
西山真来
前川桃子
片倉わき

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