恋谷橋
原題:La Vallee de l’amour
『第1回スーパーシナリオグランプリ』グランプリ作品
2011年/日本/カラー/HD撮影/35㎜/ビスタサイズ/113分 配給:パル企画
2011年11月12日〜シネマート新宿/シネマート六本木ほか全国順次ロードショー 2011年6月4日、島根県先行ロードショー
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公開初日 2011/06/04
配給会社名 0072
解説
『新・雪国』以来10年ぶりにメガホンをとる後藤幸一監督が
「スーパーシナリオグランプリ」大賞作を
SPEEDの上原多香子を主演にむかえて映画化
「名作映画には、必ず心を揺さぶるシナリオがある」のキャッチフレーズで募集が始ま った「スーパーシナリオグランプリ」(主催/スーパーシナリオグランプリ実行委員会 後援/毎日新聞社) の大賞に選ばれた『雨の中の初恋 First Love in the Rain』。 過去の繁栄の面影もなくすっかりさびれた温泉街を舞台に、思い悩むさまざまな人々がそれぞれに力と知恵を出し合い、町興し、人興しを実現し、奇跡の復興に成功するというシナリオです。応募総数777点もの作品の中から選ばれたシナリオの待望の映画化です。
監督は、芥川賞作家・丸山健二の同名の原作の映画化『正午なり』で監督デビューし、『新・雪国』以来10年ぶりの新作となる後藤幸一監督。脚本は、『Tomorrow/明日』(黒木和雄監督)の井上正子と後藤幸一監督。
東京でデザイナーとして働く主人公・朋子役を演じるのは、ボーカルダンスユニットSPEEDのメンバーの上原多香。今回待望の映画初主演となります。演じる朋子役同様、自身も沖縄から上京して夢をおいかけていた経験から、映画全編のテーマになっている「ふるさと」を大切にしたいという朋子の気持を脚本段階から読み取り、役づくりをし、故郷に戻り老舗旅館の娘として若女将になるか、東京で自分の夢を追いかけるか揺れ動く女性の気持ちを繊細に演じます
朋子に思いを寄せる寡黙な板前役には、「デカワンコ」「ギルティ 悪魔と契約した女」など人気ドラマに相次いで出演し、映画は『BECK』(堤幸彦監督)以来の2作目となる俳優・水上剣星。そして、松田美由紀、小倉一郎、中澤裕子、土屋アンナ、吉行和子、石橋蓮司、松方弘樹ら豪華キャストが集結しました。
さらに、自然豊かな鳥取の風景と見事に融合した劇中音楽を、「シクラメンのかほり」「愛燦燦」など数多くのヒット作品を生み出してきたシンガーソングライター小椋佳が監修し、本作のために主題歌「君、しなやかであれ」を書き下ろしました。朋子のことを思う家族や友人の思いが伝わる歌詞と優しい歌声が映画のラストを彩ります。
人々の温もりのある湯町を舞台に描かれる、家族、友人、街の人々との絆は、あなたの心まで温かくしてくれます。
ストーリー
島田朋子は東京のデザイン事務所で働いていたが、不景気の波によってリストラされてしまい、次の職が見つかるまで田舎へ戻ることにした。
朋子の実家は、かつて温泉街として栄えた鳥取県の三朝町で、老舗の旅館・大橋を経営している。朋子は5年ぶりに三朝町へ帰ったが、朋子に想いを寄せる幼馴染で大橋の板前・圭太が話すように、町に以前のような活気は無く廃れ、大橋も例外ではなかった。そんな折、大阪で結婚生活を送っていた朋子の姉・美穂子が、夫と離婚するといって突然戻ってきたが、その矢先に朋子の父・和夫が病で倒れてしまう。朋子の母・祥子は、自分が旦那として和夫の役目を果たし、美穂子に若女将としてやってほしいと考えるが、美穂子はそんな親の想いもあっさり断ち、夫のもとへ帰ってしまう。
なかなか復興が上手くいかない中、朋子や圭太、その友人たちは町興しのイベントを計画する。デザイナーの夢が諦めきれない朋子、三朝温泉の復興に奮起する友人たち、そして大橋旅館の行く末はいかに・・・。
スタッフ
監督:後藤幸一
原作:宮尾卓志(「雨の中の初恋」より)
脚本:井上正子、後藤幸一
製作:鈴木ワタル
プロデューサー:磯田修一、岩倉睦
アソシエイトプロデューサー:吉田晴彦
プロデューサー補:沢田慶
撮影:田中一成(J.S.C)
美術:丸尾知行・羽賀香織
照明:佐藤浩太
録音:西條博介
協力:ヴィジョン・ファクトリー
制作協力:NPOみささ温泉、鳥取県、三朝町、鳥取県中部ふるさと広域連合
製作会社:パル企画、毎日広告社、ポニーキャニオン、プロダクション十二
配給:パル企画
キャスト
上原多香子
水上剣星
松田美由紀
小倉一郎
中澤裕子
高野八誠
岩佐真悠子
川岡大次郎
土屋アンナ
葛山信吾
石橋蓮司
吉行和子
松方弘樹
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