原題:THE BRAT!

ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2012にて史上初4冠達成 ★審査員特別賞 ★シネガーアワード賞 ★ベストアクター賞(今野浩喜) ★ゆうばりファンタランド大賞 人物部門(今野浩喜)

2011年/日本/カラー/94分/ 配給:SUMIDA制作所

2013年12月03日よりDVDリリース 2012年6月30日よりテアトル新宿にて公開決定!

(C)SUMIWOOD FILMS & Taichi Suzuki

公開初日 2012/06/30

配給会社名 1295

解説


2011年未明。自分の証をこの世に残したい、なのに残せない、叶わぬ夢、押し寄せる非情な現実、そんな世界のなかでもがく男女の恋と青春を、予測不能な物語展開で描ききった快作が生まれた。 2012年、その快作『くそガキの告白』がついに公開される。
監督・脚本を務めたのは、これが劇場デビュー作となる新人・鈴木太一。本作は彼自身の境遇と経験を元に描いた半自伝的な物語であり、彼の思いが画面一杯にギラギラとみなぎった、これぞデビュー作という熱情あふるる作品となっている。
映画監督を夢見るブサイクくそガキ野郎、主人公馬場大輔を演ずるは、キングオブコント2010王者、今野浩喜(キングオブコメディ)。売れない女優、魅惑のヴァージン、ヒロイン木下桃子を演ずるは、グラビアアイドル、タレントの田代さやか。この映画の最大の魅力は、監督の思いを受け止め全身全霊で役を演じきった今野浩喜と田代さやか、二人の息吹にこそある。
他にも、映画監督の辻岡正人、モデルの今井りか、AKB48/渡り廊下走り隊の仲川遥香、ベテランコメディエンヌの石井トミコ、謎のオッサン俳優、北山ひろし、滑舌悪い芸人高橋健一(キングオブコメディ)等々、個性あふれる役者陣が映画を彩っている。
さらには、主題歌にジャパニーズパンクロックシーンを牽引する太陽族の代表曲「YOU」、挿入歌に新進気鋭のロックバンドlooselyの「PHOENIX」が使用され、魂のバンドサウンドが映画にさらなるエネルギーを注ぎ込んでいる。
また、本作の撮影は東京スカイツリーのお膝元である東京都墨田区と埼玉県北本市で行われ、ご当地映画として多くの地元の人達の協力のもとに製作された。

ストーリー


馬場大輔、32歳。人よりブサイクな自身の顔に勝手に強いコンプレックスを持ち、いい歳して自分の苛立ちを周りの物に当たり散らす、くそガキ野郎。
映画監督を夢見ているが、「映画で言いたいことがないなら映画監督を目指すのなんてやめちまえ」と言われて何も言い返せない。「俺の世界観!」と格好つけているくせに映画を撮ろうともしない。実は何で映画監督を目指しているのか、自分でもよくわからない。
家では二人暮らしの母親に、「いいかげん自分の食いぶちくらい自分で稼ぎなさい。三十すぎてみっともない!」と文句を言われる日々が続いている。
木下桃子、25歳。占いやおまじないが好きな女の子。中学生のときに観た学生映画『LOVEZONE』に魅了され女優を目指す。それは彼女が生まれて初めて持てた夢だった。
高校卒業後すぐに芸能事務所に所属するも女優の仕事はほとんどない。オーディションには落ち続け、たまに出演できてもエキストラ的な役名のない役ばかりだ。
そんな彼女は今日も撮影現場で笑顔をふりまいている。ある日、そんな二人が撮影現場で出会う。そこから奇想天外な物語の幕が開く。

スタッフ

監督:鈴木太一
プロデューサー:小林憲史
脚本:鈴木太一
撮影:福田陽平

キャスト

今野浩喜
田代さやか
辻岡正人
今井りか 
仲川遥香(AKB48)
北山ひろし
石井トミコ

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