東京に来たばかり
原題:Tokyo Newcomer
—碁石がつなぐ、国境を越えた人との温もり—
大阪アジアン映画祭2012特別招待作品
2013年/日本・中国合作/カラー/100分/ 配給:アークエンタテインメント
2013年11月9日(土)シネマート新宿ほか全国順次ロードショー
Ⓒ2013「東京に来たばかり」製作委員会
公開初日 2013/11/09
配給会社名 1350
解説
京にやってきた一人の中国人青年・吉流と行商を営む老婦人・五十嵐との交流を、囲碁の世界を通して描く、感動のヒューマンドラマが誕生しました。主演は、「幸福の黄色いハンカチ」「駅」「男はつらいよ」シリーズ全48作「ホノカアボーイ」他、延べ170本もの映画出演を果たし、今尚輝き続ける日本の名女優・倍賞千恵子。中国人青年・吉流には、カンヌ国際映画祭脚本賞を受賞した『スプリングフィーバー』で、2010年度台湾金馬奨最優秀主演男優賞にノミネートされ、日本でも人気の実力派俳優チン・ハオ。そして本作でメガホンを取ったのは、『戦場に咲く花』(2000)『天上の恋人』(2002)で知られるジャン・チンミン監督。
国境を越えた五十嵐と吉流、そして五十嵐の孫との交流は、観る者に心のふれあいの大切さを教えてくれます。そして、ふとした偶然の出会いが導く、新しい未来に、前向きに生きることの強さを感じさせる感動作です。
ストーリー
中国で囲碁の“鬼才”と呼ばれた棋士・吉流は囲碁の上達のため、日本にやってきた。しかし、東京に来たものの言葉もわからず、日本の生活に戸惑っていた。そんなある日、吉流はバス停で行商のおばあちゃん・五十嵐と出会う。吉流のカバンからこぼれ落ちた碁石を五十嵐が拾い上げたことがきっかけで、二人は仲良くなり、五十嵐が吉流にアルバイト先を紹介することに…。それから数日後、吉流は五十嵐の家で五十嵐の孫だと名乗る翔一と出会うが、五十嵐は孫との関係を絶っていた。そして翔一が恋人の奈菜子のために、暴力団と激しく衝突し、咄嗟に相手の組員を殺してしまう。致命傷を負った翔一は、吉流のアパートに逃げ込み、その日から二人の奇妙な共同生活が始まった。吉流の存在によって、いつしか和解する五十嵐と翔一。やがて3人は家族のように暮らすようになっていた。そんな折、五十嵐の計らいにより、吉流は、東京で開催されるテレビ局の囲碁大会に参加することになった。五十嵐が大会の行方を見守る中、吉流は順調に試合を勝ち進んでいくのだが…。
スタッフ
監督・脚本:ジャン・チンミン
製作プロダクション:ウィルコ/北京新表現影視文化伝播
配給:アークエンタテインメント
キャスト
倍賞美津子
チン・ハオ
中泉英雄
チャン・チュンニン
ティエン・ユエン
窪塚俊介
風間トオル
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