ハンナ
原題:HANNA
16歳の無垢な少女ハンナ、教えられたのは殺しだけ——。
2011年/アメリカ/カラー/111分/ 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
2011年12月14日よりDVDリリース 2011年8月27日(土)新宿ピカデリーほか全国公開
公開初日 2011/08/27
配給会社名 0042
解説
雪深いフィンランドで父と二人きりで暮らし、殺人マシーンとして育てられたハンナを
外の世界で待っていたのは、運命の鍵を握る最凶の敵だった。
『つぐない』でオスカー候補になった天才少女シアーシャ・ローナンと、同作で彼女を一躍人気女優へと押し上げたジョー・ライト監督が再びコンビを組み、前作とは打って変わったサスペンス・アクションに挑んだ『ハンナ』が4月8日全米2,535scr.で公開された。週末3日間の成績は1,232万ドルで3位の堅調なスタート。映評は「オープニングのアドレナリン全開のシーンから、最後の無音の銃声まで、ジョー・ライト監督の匠の技で作り上げられた、エネルギーほとばしる追跡劇」(米ヴァラエティー)、「『つぐない』『プライドと偏見』のジョー・ライト監督は、このスリル溢れる復讐劇で、賞賛すべき方向転換をしてみせた」(米スクリーン)など高評価を得ていることから、今後も落ちのない息の長い興行が見込まれる。
シアーシャ・ローナンがタイトルロールを演じるほか、アカデミー女優ケイト・ブランシェットが、ハンナの出生の秘密の鍵を握る冷徹かつ偏執的な女CIA捜査官を怪演しているのも大きな見どころ。
ほかには、ハンナの父に『ミュンヘン』のエリック・バナ、マリッサが差し向ける殺し屋に『プライドと偏見』『路上のソリスト』のトム・ホランダー、ハンナが旅の途中で知り合うごく普通の家族の父に『ロック・ストック・アンド・トゥー・スモーキング・バレルズ』のジェイソン・フレミング、母に『17歳の肖像』のオリビア・ウィリアムズら演技派陣が脇を固めている。
また全編の音楽をグラミー賞受賞のテクノユニット、ケミカル・ブラザーズが手がけており、彼ら特有のビートサウンドが『ハンナ』独特の世界観を特徴づけているのも大きな話題である。
ストーリー
元CIA工作員の父とフィンランドの山奥で人知れず暮らし、並外れた格闘テクニックを叩き込まれたハンナ。愛らしい外見に反し、痛みを知らず感情をもたないまま16歳にまで成長したハンナの戦闘能力はいつしか父を超え、ついに外の世界へ旅立つ日が来た。ある任務の下、ヨーロッパへ旅立った彼女をかつての父の同僚であるCIA捜査官マリッサが執拗に追う。フィンランドからスペイン、ドイツと彼女の行く手を阻むマリッサの手下との壮絶な戦いのなかで、ハンナは自身の卓越した身体能力の秘密を知らされることに—。
スタッフ
監督:ジョー・ライト
原案:セス・ロクヘッド
脚本:セス・ロクヘッド、デヴィッド・ファー
撮影:アルヴィン・クーフラー
音楽:ザ・ケミカル・ブラザーズ
キャスト
シアーシャ・ローナン
エリック・バナ
ケイト・ブランシェット
トム・ホランダー
オリヴィア・ウィリアムズ
ジェイソン・フレミング
ジェシカ・バーデン
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