芸人・前田健が映画監督デビュー! 心に響く渾身のヒューマンドラマ誕生!!

2011年/日本/カラー/105分/ 配給:ケイダッシュ ステージ、リンクライツ

2011年07月22日よりDVDリリース 2011年5月7日(土)より東京・テアトル新宿、キネカ大森、順次公開

©2011「それでも花は咲いていく」フィルムパートナーズ

公開初日 2011/05/07

配給会社名 0080

解説


ものまね芸人として、また最近では俳優として活躍している前田健が、2009年に初めて処女小説「それでも花は咲いていく」を書き下ろし、従来のタレント本とは違う、セクシャル・マイノリティーの人々をテーマに、本格的な小説として大きな話題を呼びました。そして今度は、彼自身が初の脚本、監督として、自身の小説で描いた9つの短編の中から、人には言えない心の悩みを持つ3人の男たちの姿を描いた3篇、「エーデルワイス」「ヒヤシンス」「パンジー」を映画化したのが、本作『それでも花は咲いていく』です。原作者である前田健自らが監督したことで、原作が持つ世界観が壊されることなく、見事に映像化され、見る者の心に響き共感する、渾身のヒューマンドラマとして誕生しました。
主演の3人の男たちには、『アキレスと亀』の仁科貴、『クライマーズ・ハイ』の滝藤賢一、『ROOKIES -卒業-』の平山浩行といった映画・テレビドラマで活躍するバイプレーヤーの面々が初主演を果たし、心の中に悩みを持ち葛藤する男たちを見事に演じています。また彼らを支える助演陣には、南野陽子、麻生祐未、小木茂光、酒井敏也、佐藤二朗、カンニング竹山、ダンカンといった、演技に定評のある面々が顔を揃えました。
そして映画の余韻を残す印象的なエンディング曲には一青窈の「うんと幸せ」が使用されています。

ストーリー

物語は、過去に小学生の教え子にしてはいけないことを起こした罪を背負いながら、自分の許されない恋愛に悩む元有名進学塾の講師だった男(仁科貴)、容姿の醜さから人に拒絶されて以来、人を避けながら他人の部屋に侵入することに生きがいを感じる男(滝藤賢一)、そして最愛の母親を突然失い、呆然とした時間を過ごしながら過去の母親に思いをはせる男(平山浩行)と、一見否定されそうな癖を持つ3人の男たちが主人公。彼らのナイーブでデリケートな問題を描きながらも、それが異常ではなく、誰にでもある心の中に隠されている悩みや問題として投影され、やがてそれが切ない気持ちにさせていくという、まさに今を生きる人々に問いかける、心の物語となっています。

スタッフ

原作・脚本・監督:前田健

キャスト

仁科貴
滝藤賢一
平山浩行
南野陽子
冨家規政
カンニング竹山
佐藤二朗
ダンカン
酒井敏也
小木茂光
麻生祐未

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