イリュージョニスト
三鷹の森ジブリ美術館ライブラリー提供作品
ゴールデン・グローブ賞 アニメーション部門ノミネート ニューヨーク批評家協会賞 最優秀アニメーション映画賞受賞 ナショナル・ボード・オブ・レビュー スポットライト賞受賞(シルヴァン・ショメ&ジャック・タチ) ヨーロッパ映画賞 アニメーション映画賞受賞 英国インディペンデント映画賞 技術賞/アニメーション部門ノミネート ブロードキャスト映画批評家協会賞 アニメーション映画賞ノミネート サテライト賞 アニメーション/ミックスメディア映画賞ノミネート アニー賞 アニメーション映画賞/監督賞/脚本賞ノミネート シカゴ映画批評家協会賞 アニメーション映画賞ノミネート ラスヴェガス映画批評家協会賞 アニメーション映画賞ノミネート サンディエゴ映画批評家協会 アニメーション映画賞ノミネート ベルリン国際映画祭 正式出品 トロント国際映画祭 正式出品 アヌシー国際アニメ—ション映画祭 正式出品/オープニング上映 エジンバラ国際映画祭 正式出品/オープニング上映
2010年/イギリス=フランス/カラー/1:1.85ビスタ/ドルビーデジタル・DTS/80分 提供:クロックワークス、三鷹の森ジブリ美術館、スタジオジブリ、日本テレビ、ディズニー 特別協賛:日清製粉グループ 宣伝協力:ミラクルヴォイス 配給:クロックワークス/三鷹の森ジブリ美術館
2011年10月08日よりDVDリリース 2011年3月26日(土)より、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国公開!
©2010 Django Films Illusionist Ltd / Ciné B / France 3 Cinéma tout droits réservés
公開初日 2011/03/26
配給会社名 0033/0805
解説
1950年代、パリ、そしてエジンバラー
客を失った老手品師が出会ったのは、彼の“魔法”を信じるひとりの少女だった。
手品師は、彼女に生き別れた娘の面影を探した。
ロックやTVが世界を席捲し、時代が激変しつつある1950年代のパリ。
時代遅れのマジックを披露する老手品師タチシェフは、かつての人気をすっかり失い、場末のバーでドサまわりの日々。ある日、スコットランドの離島に流れ着いた彼は、やっと電気が開通したばかりの片田舎のバーで、貧しい少女アリスと出会う。手品師のことを何でも願いを叶えてくれる“魔法使い”と信じ、島を離れるタチシェフを追うアリス。そして、彼女に生き別れた娘の面影を探すタチシェフ。
やがて2人は言葉が通じないながらも、エジンバラの片隅で一緒に暮らし始めるが……。
アカデミー賞ノミネート『ベルヴィル・ランデブー』から7年。
フランスの喜劇王ジャック・タチが娘へ遺した幻の脚本を元に、
鬼才シルヴァン・ショメが詩情豊かに描く、儚くもあったかい人生の物語。
『ぼくの伯父さん』をはじめ、生涯にわずか6作品を監督し、今なお世界中で愛され続けているフランスの喜劇王ジャック・タチ。彼は、「FILM TATI No. 4」という娘に捧げた1本の脚本を遺していた。半世紀にわたりフランス国立映画センターで眠り続けていたこの幻の脚本に息吹を与えたのは、長編デビュー作『ベルヴィル・ランデブー』で一躍脚光を浴びたシルヴァン・ショメ監督。本国フランスで100万人以上を動員する大ヒットを記録し、世界33カ国以上で公開され、各国の映画賞を総なめにした前作に続き彼が挑んだのは、前作とは正反対の、シンプルにして、しかし豊潤な、ひとりの時代遅れの手品師の美しい物語。
タチのエスプリ、そしてショメが創造したノスタルジックで美しい映像世界が見事融合し、永遠に心に刻まれる物語がここに誕生した。
ストーリー
ロックンロールやTVが世界を席捲し、時代が古きを追い落とすように進む1950年代のパリ。
昔ながらのマジックを披露する初老の手品師タチシェフは、かつての人気をすっかり失い、三流の劇場や場末のバーでドサ回りの日々。
ある日、スコットランドの離島に流れ着いた手品師は、やっと電気が開通したばかりの片田舎のバーで村人相手に芸を披露、喝采を浴びる。興奮冷めやらぬ村人たちの中で、貧しい少女アリスは、手品師を何でも願いを叶えてくれる“魔法使い”と信じ、島を離れるタチシェフを追いかける。
言葉も通じない2人は、やがてエジンバラの片隅で一緒に暮らし始めることに。
落ちぶれた自分を魔法使いと尊敬し、甲斐甲斐しく世話を焼き甘えるアリスに、生き別れた娘の面影を見るタチシェフ。
しかし、初めて都会へやってきたアリスにとって、街は見るものすべてが珍しく、新鮮な輝きに満ち溢れていた。そして、アリスを落胆させまいと、手品師は、魔法の呪文で彼女が望むプレゼントを贈り続ける。
しかし時代遅れの彼にやってくる仕事は無く、やがて財布の中身も尽きた頃……
成長し大人となったアリスは、恋を知り、手品師の元を巣立つ時がやってくる。
スタッフ
製作総指揮:フィリップ・カルカソンヌ、ジェイク・エバーツ
製作:ボブ・ラスト、サリー・ショメ
オリジナル脚本:ジャック・タチ
脚色・監督:シルヴァン・ショメ
助監督:ポール・ダットン
キャラクターデザイン:シルヴァン・ショメ
美術:ビアーネ・ハンセン
合成/ビジュアルエフェクト:ジャン=ピエール・ブシェ
デジタル・スーパーバイザー:キャンベル・マカリスター
サウンド・デザイナー:ジャン・グーディエ
作曲:シルヴァン・ショメ
オーケストラ・指揮・音楽プロデューサー:テリー・デイヴィス
ミュージカル・ディレクター:マルコム・ロス
キャスト
手品師(タチシェフ)/フランスの劇場支配人:ジャン=クロード・ドンダ
アリス:エルダ・ランキン
ほか声の出演:ダンカン・マクネイル、レイモンド・ミャーンズ、ジェイムズ・T・マイヤー、
トム・ユーリー、ポール・バンディ
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