原題:LEBANON

あなたは《真実》を目撃する

2009年ベネツィア国際映画祭<金獅子賞>受賞

2009年イスラエル・フランス・イギリス映画/ヘブライ語/カラー/90分/ビスタサイズ/DOLBY DIGITAL 配給:プライムウェーブ・ネクシード

2010年12月11日シアターN渋谷にてロードショー!

Ⓒ2009 METRO COMMUNICATONS • PARALITE PRODUCTIONS ARSAM INTERNATIONAL sarl • ARIEL FILMS GmbH ARTE FRANCE CINEMA All RIGHTS RESERVED

公開初日 2010/12/11

配給会社名 0177

解説


21世紀最高の戦争映画。世界のマスコミが発信した驚愕と絶賛の声
☆パワフルで独創的。驚くべき傑作—— ニューヨーク・タイムス
☆今年観た最もパワーのある作品。監督の実体験に基づく戦争映画。
ストレートで、激しく、痛ましい。傑作である—— ヴィレッジ・ボイス
☆素晴らしい。新しいスタイルで、新しい経験を観客に伝える。
戦争がいかにして全てを破壊するか、我々に見せつける。—— ロサンゼルス・タイムス

誰も見たことのない斬新なスタイルで暴き出される、戦争の恐怖と人間の狂気!!
◆カメラが戦車内から外に出ないという、極めて斬新なスタイル。
閉鎖空間での息詰まるドラマは、密室スリラーのような恐怖と緊張感が漲る。
◆スコープ越しに描かれる戦場の光景。街は炎上し、兵士や市民の肉体が無惨に吹き飛ぶ。
その迫力と圧倒的な臨場感に、あなたは言葉を失う。
◆対戦車弾を浴び、“安全地帯”にいたはずの戦車兵たちにも危機が迫る。そして彼らは、“地獄からの脱出”を決行しようとするが……。
 「フルメタル・ジャケット」「プラトーン」「地獄の黙示録」…傑作戦争映画の歴史に、新たな伝説が刻まれた!!
◆監督のサミュエル・マオスは、“イスラエルにとってのベトナム”と呼ばれたレバノン戦争に実際に従軍。
「20数年を経て、やっと客観視して映画にすることができた。」と語る。
本作で衝撃的なデビューを飾り、今後の活躍に世界が熱い視線を注いでいる。
◆アカデミー賞ノミネートの「戦場でワルツを」等、近年注目を浴びるイスラエル映画界から誕生した新たな傑作。

ストーリー

1982年6月6日 イスラエルはレバノンに侵攻 鋼鉄の箱に護られた4人の戦車兵は 生々しい戦場の光景を目撃する
それは精神の限界を超えた 狂気と殺戮の地獄絵図 しかし彼らは知らなかった 戦場に安全な場所など無いことを……

これはレバノン戦争の、最初の一日を描いた物語である。カメラはある戦車の中から外には出ず、物語は4人の戦車兵と、彼らがスコープ越しに見る外部の光景とで展開される。その光景とは、炎上する街。砲撃で四散する、敵や味方の兵士たち。犬のように殺されてゆく、女子供や市民たち。安全な戦車内から、無惨な戦場を見守り続ける4人。優柔不断な指揮官のアシ、反抗的なヘルツル、気が弱く引き金も引けない砲撃手のシムリック、臆病な操縦士のイーガル。やがて対戦車弾の直撃を受け、敵中に孤立した彼らの身にも危機がせまる。発狂しそうな恐怖の中、彼らは何とか故障した戦車を修理し、この地獄から脱出しようとするが……。

スタッフ

監督・脚本:サミュエル・マオス
製作総指揮:ギル・サソワー
撮影:ギオラ・ベジャック
音楽:ニコラス・ベッカー
編集:アリック・ラハブ・レイボビッチ

キャスト

ヨアフ・ドナ
イタイ・タイラン
オシュリ・コーエン
マイケル・モショノフ
ゾハー・ストラウス
レイモンド・アムセレム
アシュラフ・バーホム

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