2011年/日本/カラー/114分/ 配給:アスミック・エース

2011年10月1日(土)より新宿バルト9他全国公開

© 2011 『天国からのエール』製作委員会

公開初日 2011/10/01

配給会社名 0007

解説


「あじさい音楽村」—それは、美ら海水族館で有名な沖縄県本部町にある、全てが無料の音楽スタジオ。現地で弁当屋「あじさい弁当」を営む仲宗根陽(なかそねひかる)さんが、夢を持つ高校生たちを応援したい一心で借金をして作りました。ここから多くの高校生バンドがプロとして巣立つまさにそのとき、仲宗根さんは志半ばで病に倒れます。自らの余命を知りながらも懸命に若者を信じ愛し続けた仲宗根さんと、彼から”生きること””夢を追いかけること”を教えられる若者たちの姿は多くの人の心を打ち、NHKでドキュメンタリーとして放送され、書籍「僕らの歌は弁当屋で生まれた・YELL」にまとめられました。本作『天国からのエール』は、この感動の実話の映画化です。

仲宗根陽さんをモデルにした主人公・大城陽を演じるのは、『青い鳥』『自虐の詩』『歩いても歩いても』『ジェネラル・ルージュの凱旋』など幅広い作品に出演し、唯一無二の存在感を放つ俳優、阿部寛。不治の病と闘いながら若者たちを叱咤激励する、熱さの中に不器用な優しさをにじませる難役に挑みます。陽の妻・美智子を演じるのは、映画・ドラマで活躍、来年のNHK大河ドラマ「江〜姫たちの戦国〜」への出演も話題の演技派女優・ミムラ。太陽のような明るさで夫を支える献身的な妻を演じます。陽に背中を押され、「あじさい音楽村」でプロを目指す高校生バンド”ハイドランジア”の紅一点、ボーカル&ギターを担当するアヤには、『最後の忠臣蔵』『サマーウォーズ』など話題作への出演が相次ぎ躍進目覚ましい桜庭ななみ。監督は、『ゼロの焦点』『眉山』『タッチ』など、犬童一心監督作品で助監督を手がけた、熊澤誓人。本作で期待の長編監督デビューを飾ります。脚本は、「ラブジェネレーション」などのヒットドラマを生み、「アットホーム・ダッド」「結婚できない男」「白い春」など、阿部寛主演作品も数多く手がける尾崎将也と、新星・うえのきみこ。

10月13日にクランクインし、実際に「あじさい音楽村」がある沖縄県本部町でのオールロケを敢行。11月上旬のクランクアップ、2011年の完成・全国公開を予定しております。

ストーリー










沖縄で小さな弁当屋「あじさい弁当」を営む大城陽。
陽は、弁当を買いに来る高校生たちがバンドの練習をする場所がないことを知り、弁当屋のガレージをスタジオにすることに。
「このスタジオと機材、自由に使っていい。お金はいらない。ただ条件がある。
挨拶をすること。赤点は絶対取らないこと。人の痛みがわかる人間になること—」
高校生たちは、いつしか陽を”にぃにぃ”と呼び、慕うようになる。
しかし、大切なフェスティバルに向けて練習に没頭するある日、陽が病に倒れて・・・

スタッフ

監督:熊澤誓人
脚本:尾崎将也、うえのきみこ 
企画:アスミック・エース エンタテインメント
原案:「僕らの歌は弁当屋で生まれた・YELL」(リンダパブリッシャーズ刊) 
制作プロダクション:ジャンゴフィルム
配給:アスミック・エース

キャスト

阿部 寛
ミムラ
桜庭ななみ
矢野聖人
森崎ウィン
野村周平

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