世界の終わりに咲く花

　本作は、幼い頃から腎臓病を患い、移植手術を待ち続けている咲希（川島）と太陽（中村）が、自然と互いに惹かれあい、いつしか儚くも淡い恋に落ちる姿を描く、感涙必至の純愛ラブストーリーになります。
これまでも、若者たちの“せつない純愛”を描いた物語と言えば、『世界の中心で、愛をさけぶ』（2004年）や、『恋空』（2007年）といった感動作が話題を呼んできましたが、“限りある命の尊さ”や、腎臓病を患いながらもたくましく生きる若者たちの“生の輝き” 、そして痛々しくも心温まる“初恋のとき”を描いた本作は、誰もが心の片隅に、そっと大切にしまっておきたくなる感動の物語です。
　ドラマの配信を前に、その感動のストーリーが話題となり、すでにノベライズ小説（9月18日発売／リンダパブリッシャーズ）の出版、さらにはBeeTVドラマとしては初となる、漫画化（講談社「THE デザート」1月号）も決定しております。

　主演を務める川島海荷と中村蒼は、CM共演（「カルピスウォーター」2009年）はあるもののドラマでは初共演。川島は、この夏に公開された『私の優しくない先輩』（公開中）でコメディー初挑戦にして好演するなど、役者としてのさらなる可能性を証明。中村も、話題作『BECK』（公開中）への出演、そしてこの秋公開の『大奥』（10月1日公開）への出演も決まっているなど、今もっとも注目の集まる若手実力派俳優の共演も、本作の見どころとなっております。

　また、本作の主題歌は、Honey L Daysの 「answer」（avex trax）に決定。 感動のドラマに響く切ないメロディーが一層心に沁み入ります。脇を固める、羽田美智子、佐野史郎といったベテラン俳優も、確かな演技で主演の二人をバックアップしております。