原題:The Tempest

第67回ヴェネチア国際映画祭アウト・オブ・コンペ部門クロージング作品

2010年12月10日全米公開

2010年/アメリカ/カラー/35㎜/スコープサイズ/ドルビー・デジタル/110分/字幕翻訳:佐藤恵子/字幕監修:松岡和子 配給:東北新社

2011年6月11日(土)、TOHOシネマズ シャンテ他にて全国順次ロードショー

(C)2010Miramax Films. All rights reserved.

公開初日 2011/06/11

配給会社名 0051

解説


シェイクスピア最後の作品であり最も想像力に満ちた「テンペスト」が執筆400周年を迎える2011年に新たに蘇る!監督を務めるのは演劇・映画界の鬼才ジュリー・テイモア。ミュージカル「ライオンキング」やビートルズの楽曲を使った映画『アクロス・ザ・ユニバース』など幅広い分野で才能を表す彼女は2010年秋にお披露目となる、ブロードウェイ至上最高額を投じた大作ミュージカル「スパイダーマン」の演出も手がけていることで話題となっている。肉親の陰謀によって国を追われたミラノ王プロスペローを女王プロスペラーに置き換える独創的な解釈が見所である本作はヘレン・ミレンの迫力の演技を引き出しておりアカデミー賞主演女優賞の呼び声も高い。

ストーリー

私に抱かれて、世界よ眠れ。
ナポリ王アロンゾーは、娘の婚礼の帰途、息子ファーディナンド、弟セバスチャン、ミラノ大公アントーニオらとともに、海上で突然の嵐に遭う。船は難破し、彼らは散り散りとなり、絶海の孤島へとたどり着く。その島は、十二年前彼らが謀り事によって追放した、前ミラノ大公プロスペラが一人娘のミランダと暮らす島だった。実は、彼らが遭遇した嵐は彼女の手によるもの。プロスペラはこの島で魔術の腕を極め、手なずけた妖精エアリアルを駆使して、男たちへの復讐を企てていたのであった。
次々とナポリ王たちの身に降りかかる試練。彼らの行く末は?そして、プロスペラの企ての真の目的は?物語は、善と悪、男と女、聖と俗、現実と幻想、拒絶と寛容、そして悲劇と喜劇を縒り合わせ、大いなる結末へと突き進む…。

スタッフ

監督・脚本:ジュリー・テイモア(『フリーダ』『アクロス・ザ・ユニバース』)
原作:ウィリアム・シェイクスピア
衣裳:サンディ・パウエル

キャスト

ヘレン・ミレン
トム・コンティ
デヴィッド・ストラザーン
ジャイモン・フンスー
アルフレッド・モリナ
ベン・ウィショー
ラッセル・ブランド
フェリシティ・ジョーンズ
リーヴ・カーニー
アラン・カミング
クリス・クーパー

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