心に刻んでいく、とっておきのせつない恋の時間

2010/日本/98分/カラー/ヴィスタサイズ 配給:日本出版販売

2010年10月9日(SAT)より池袋テアトルダイヤにてロードショー

(c)2010 君へのメロディー製作委員会

公開初日 2010/10/09

配給会社名 0068

解説


〜初恋そして純愛、ラブストーリーの協奏曲〜

高校時代の初恋の思い出は、相談した親友との思い出でもある。
偶然、出会った人に恋をしてしまった衝動は、純愛の始まりとなる。
この物語は、初恋と純愛が重なりあってアンサンブルを築くラブストーリー。
親友の初恋を応援した主人公が数年後、記憶喪失の女性と出会い彼女のことが気になる
存在となる、それが恋の始まりだと最初は気付かずに。
そしてこの二つのラブストーリーの行方がやがてまた一つの恋の物語を生むこととなる。

主演のトキヤ役には、ミュージカル『テニスの王子様』(以降『テニミュ』)の財前光役でデビュー以降、瞬く間に人気者となり本作が映画初主演となる佐藤永典。男前な中にも時折見せるはにかんだ笑顔が魅力的。劇中で印象的なピアノのシーンも自ら演奏し、男前度を更にUPさせています。

共演の紺野役には、雑誌「nicola」のモデルでデビュー以降、映画、ドラマ、CMで活躍中の岡本玲が記憶喪失という難しい役柄を演じきり、佐藤との連弾シーンでも学生時代から習っていた腕前を華麗に披露しています。

またトキヤとの親友役に『テニミュ』白石蔵ノ助役や舞台で活躍中の佐々木喜英が映画初出演。トキヤとの喧嘩のシーンでは、迫力ある演技とまた生まれ持った運動神経の良さを披露、ダンスで鍛えた華麗なステップが見ものです。

そしてトキヤと紺野と一緒に働く仲間役で「仮面ライダー 響鬼」の渋江譲二と雑誌「MORE」の専属モデルで女優の落合恭子、学校の先生役で映画『アウトレイジ』や舞台で活躍中の高山侑哉、ドラマ「時効警察」や映画出演も多い江口のりこが共演。また、トキヤと紺野を影から見続ける施設のオーナー役の瀬良に「踊る大捜査線」シリーズでもおなじみの小木茂光、その瀬良の妻・美津子役に映画『ノルウェイの森』の霧島レイカと豪華競演陣が脇を固めているのも見所のひとつです。

監督は、『タクミくんシリーズ 美貌のディテイル』で切ないラブストーリーを巧みに表現した横井健司。本作でも友情と純愛を繊細に描きだしています。

ストーリー


トキヤ(佐藤永典)は、訪れた病院で記憶喪失の女の子・紺野ユウ(岡本玲)と出会う。
トキヤは、窓から外ばかり見ていた紺野が気になり街へと連れ出すが、途中車から流れてきた音楽を聴いた紺野がそのまま涙を流して動けなくなる。
紺野には、閉ざしたい記憶があるようだった。

トキヤは、高校時代からの大親友・シュン(佐々木喜英)の恋愛話を聞き続けていた。思い返せば高校時代からシュンは、一目ぼれした彼女をいつまでも想い続けていた。トキヤは、そんなシュンの想いを後押しする。

数日後、紺野に会うために、病院へ向かうトキヤ。しかし彼女は退院し、記憶の障害を持つ人たちがリハビリを兼ねながら働く施設に移ったことを知らされる。
悩んだ末、トキヤは、紺野を追ってその施設に行き再会するが、彼女に素っ気無く追い返されてしまう。追い返されてもなかなか諦めないトキヤに、施設のオーナーの瀬良(小木茂光)が、手伝いをしてくれないかと声をかける。かくして紺野と一緒に働くこととなったトキヤ。施設の仲間の桐谷(渋江譲二)や長谷川(落合恭子)、そして瀬良の妻(霧島レイカ)との共同生活が、やがてトキヤと紺野の距離を縮めていく。トキヤと紺野、そしてシュンの恋、ふたつの恋の行方は。。。

スタッフ

製作:安西崇、磯山敦、三木和史、多井久晃
企画統括:根岸悟、鷲頭哲郎
プロデューサー:片山武志、中村美香、三木和史
監督・編集:横井健司
脚本:佐藤有記 
撮影:下元哲
録音:土屋和之
美術:山下修侍
音楽:遠藤浩二
助監督:佃謙介
制作担当:島根淳
衣装:天野多恵
ヘアメイク:宇都圭史
ピアノ指導:増井めぐみ
スチール:西永智成
メイキング:佐藤吏
主題歌「メトロノーム」sleepy.ab (作詞:成山剛 作曲:山内憲介・成山剛)ポニーキャニオン
製作:日本出版販売、ポニーキャニオン、ビデオプランニング、ワコー
制作:ビデオプランニング
配給:日本出版販売
宣伝:太秦

キャスト

佐藤永典 
岡本玲
佐々木喜英
渋江譲二
落合恭子
貴山侑哉
江口のりこ

霧島レイカ
小木茂光

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