原題:SKYLINE

「2012」「アバター」のVFXチームが、驚異の映像で描く、 地球征服3日間の黙示録

2010年11月12日全米公開

2010年/アメリカ映画/94分/ドルビーデジタル、ドルビーSR/シネスコ/字幕翻訳:林完治 配給:松竹 提供:カルチュア・パブリッシャーズ

2011年11月11日よりDVDリリース 2011年6月18日(土)新宿バルト9、TOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショー

(C)2010 Black Monday Film Services, LLC. All rights reserved.

公開初日 2011/06/18

配給会社名 0003

解説


そのとき、愛も英雄も のみこまれる
—最新の映像技術と冷徹なリアリティが生んだ“新世紀の映像黙示録”—
ロスに住む親友を訪ねていたカップル、ジャロッドとエレインは、早朝、部屋のブラインドから差し込む青白い光と不気味な音で目を覚ました。
そして、その光を見た友人の一人が、一瞬にして光の中に吸い込まれて姿を消すのを目撃。
更に、窓の外に広がる光景に、彼らは呆然と立ちつくした・・・
目前に迫る、これまで見たことのない形の巨大飛行物体。
しかも、それは1機だけでなく、空を埋めるほどの数の飛行物体が、地上から人間を吸い上げて
いたのだ! しかし、それは絶望的な3日間の始まりにすぎなかった…
「異星人による侵略」「地球崩壊の大災害」など、幾多の映画で描かれてきた地球規模の大パニック。続くことが当然と思われた日常が、一瞬にして崩れ去る恐ろしい世界だが、そこには、自己
犠牲の人類愛や、不屈の英雄が存在して、感動のドラマが胸を熱くさせた。 しかし現実の世界で、戦う術を持たないごく普通の人間の前に、圧倒的な力を持つ“なにか”が襲いかかった時、絶望的な極限状況の中、人は何を考え、そして何が起こるのか?そこに愛や英雄は存在する余地は
あるのだろうか?
「スカイライン−征服−」では、ごく普通の人々が、何が起こって、誰に攻撃されているのかも
分からないまま、窓の外で刻一刻と進んでいく地球征服の3日間を目撃する。パニックを起こして冷静な思考ができなくなる人々や、それまでの日常生活を引きずって喧嘩を始めるカップルの無力感は、得体の知れないモノに襲われた時の、武器も力も無い我々の姿そのものといえる冷徹なリアリティを持って迫ってくる。
早朝から空を覆い尽くす無数の宇宙船、白昼に人を捕獲するクリーチャー。暗い場面を極力減らし、あえて昼のシーンを増やすことで、見事に日常と非日常を融合したのはVFXスタジオ:Hydraulx?ハイドラックス(。レッド・ホット・チリ・ペッパーズやリンキン・パークのミュージックビデオから始まり、「デイ・アフター・トゥモロー」「2012」「アバター」など錚々たる作品の驚愕の映像を手掛け、一大スペクタクルを描く作品には欠かせない存在となったこのスタジオは、本作の製作・監督を務めたストラウス兄弟により創設された。また、脚本を始め、スタッフのほとんどがHydraulxのメンバーで構成された本作は、VFXスタジオが、メジャースタジオの制約から離れ、今持てる技術を嬉々として存分に発揮した巨大なインディペンデンス映画といえるだろう。
冷徹なまでの個人主義に基づいたリアリティと、コンピューターの発展により、誰もが手に入れることのできる様になった最新の映像技術。
いま、この時代だからこそ生まれた「スカイライン−征服−」は、 “全く新しい視点のSF”という枠を遥かに超えた、新世紀の映像黙示録だ!

ストーリー





あなたは地球の支配者が変わる3日間を目撃する!

「もし、エイリアンが地球を訪れたなら、
コロンブスがアメリカ大陸にやってきたような結果になるだろう。
それは先住民にとっては最悪の出来事だったはずだ」
—スティーヴン・ホーキング博士—「Into the Universe with Stephen Hawking」より

2009年8月28日:NASA宇宙に向けてメッセージを発信
2010年4月25日:イギリスの宇宙物理学者スティーヴン・ホーキング博士の警告
「もし、エイリアンが地球を訪れたなら、コロンブスの新大陸発見に匹敵する大事件だ。
しかし、それはアメリカ大陸の先住民にとっては最悪の出来事だった…。
宇宙人は存在するかもしれないが、破滅的な結果をもたらす恐れがあるので、コンタクトは避けるべきだ」

1日目—AM4:27—
巨大な未確認飛行物体は、全世界に飛来した。そこから発せられた青白い光線は、
人々を蛍光灯に近寄っていく蛾のように引き寄せ、吸い上げていった…

2日目
未確認飛行物体から放たれた巨大な生物が、地球上に残った人々を捕獲し始めた…

3日目
軍隊との交戦、そして征服のときがやってきた…
ロスに住む親友テリーの超高級マンションを訪ねていたカップル、ジャロッドとエレインは、早朝、最上階の部屋のブラインドから差し込む青白い光と不気味な音で目を覚ました。
そして、その光を見た友人の一人が、一瞬にして光の中に吸い込まれて姿を消すのを目撃。
ジャロッドも、その光に魅入られ吸い込まれる寸前で、テリーに助けられた。
突然の事態が全くのみこめない彼らだが、更に、窓の外に広がる光景に、呆然と立ちつくした・・・
目前には、これまで見たことのない巨大飛行物体が迫っていた。
しかも、それは1機だけでなく、空を埋めるほどの数の飛行物体が、地上から人間を吸い上げていたのだ! それだけではなく、生物とも機械ともいえない小型のマシンが、取りこぼした人間を狩るべく、マンションの部屋を探索していることに気づいた、ジャロッドたち5人は、訳もわからず、車で脱出を試みる。しかし、テリーの運転するフェラーリは、駐車場の出口で、巨大な足に無残に踏み潰された!
外には、人々を捕獲するために得体の知れない巨大生物が何頭も放たれていたのだ。
次々と人間が飛行物体や生物の餌食となる中、脱出をあきらめ、マンションの一室に立て篭る彼らの前に、軍隊の戦闘機が編隊を組んで現れた。
遂に人類と征服者の最後の戦いが始まったのだ。
激しい戦闘の末、一発のミサイルの直撃により炎に包まれた巨大飛行物体。
しかし、数分後、地面に撃墜されたと思われたそれは、無数の巨大生物と小型マシンを吐き出しながら、修復を始めるのだった…。
部屋の中で、窓の外を眺めながら彼らは悟った。
地球の支配者が交代する瞬間が、確実に刻一刻と近づいていていることを…
果たして、それは現実となってしまうのだろうか?

スタッフ

製作・監督:グレッグ・ストラウス&コリン・ストラウス<ストラウス兄弟>
脚本:ジョシュア・コルデス、リアム・オドネル
製作:クリスチャン・ジェイムス・アンダーセン、リアム・オドネル
製作総指揮:ライアン・カバナフ、ブレッド・ラトナー、タッカー・トゥーリー、ブライアン・タイラー、
ブライアン・カバナフ・ジョーンズ
撮影:マイケル・ワトソン
美術:ドリュー・ダルトン
編集:ニコラス・ウェイワン・ハリス
衣装デザイン:ボビー・マニックス
クリーチャ・デザイン:アレック・ギリス&トム・ウッドラフ・Jr
音楽:マシュー・マージソン
VFX:Hydraulx

キャスト

エリック・バルフォー
ドナルド・フェイソン
スコッティ・トンプソン
ブリタニー・ダニエル
クリスタル・リード
デイヴィッド・ザヤス
ニール・ホプキンス
J・ポール・ボエマー
トニー・ブラック
パム・レヴィン
ターニャ・ニューボールド

LINK

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http://www.youtube.com/watch?v=0L2oyu8W7dw
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