原題:Killers

運命の恋、なのに、秘密あり。

2010年6月4日全米公開

2010年/アメリカ映画/カラー/101分/シネスコ/ドルビーデジタル/字幕翻訳:伊原奈津子 配給:ギャガ

2010年12月3日(金)TOHOシネマズ有楽座他全国ロードショー

(C)2010 Lions Gate Films Inc. All Rights Reserved.

公開初日 2010/12/03

配給会社名 0025

解説


完璧なはずの結婚に、問題がひとつ—。夫がスパイ、でも、愛してること。

運命の恋、なのに、秘密あり—。
ハリウッドで最もキュートな2人が『キューティ・ブロンド』の監督とともに贈る、この冬最高のラブ・エンタテインメント!

“新”ラブコメの女王 キャサリン・ハイグル
次世代を担う、頭脳派ツイッター王子 アシュトン・カッチャー  
ハリウッドが注目する実力派スター2人による、不器用だけど、誰もが応援したくなる<身分違い>な恋

ジェン(キャサリン・ハイグル)は、失恋の傷を癒すバカンス中、信じられないほど素敵な男性スペンサー(アシュトン・カッチャー)に出逢う。一目で恋に落ちたふたりは、美しいリゾート地でデートを重ね、見事ゴールイン。優しくてハンサムな夫との夢の新婚生活。しかし、彼には、平和な日常を一変させる、ある“危険”な秘密があった・・・。なんとスペンサーは、元・CIAの凄腕スパイだったのだ!彼の命を狙う敵を相手に、ジェンも銃を手にして戦うはめに─。
ロマンティックコメディの2大スター、キャサリン・ハイグルとアシュトン・カッチャーの初顔合わせが、ついに実現!イギリス、フランスで初登場No.1に輝いた『キス&キル』は、チャーミングでキュートなふたりの魅力に満ちあふれた最高のエンタテインメント。

キャサリン・ハイグルは、人気テレビドラマ「グレイズ・アナトミー」シリーズで大ブレイクし、エミー賞を獲得した31歳。テレビで人気を得た俳優が映画界に進出するのは困難といわれるハリウッドで、彼女は楽々とそのハードルを飛びこえてみせた。この3年間に出演した映画『無ケーカクの命中男/ノックトアップ』(08)、『幸せになるための27のドレス』(08)、『男と女の不都合な真実』(09)はいずれも大ヒットを記録し、メグ・ライアン、ジェニファー・アニストンらに続く次世代ロマンティックコメディの女王と呼ばれ、注目を集めている。
彼女が恋に落ちる〈理想の男性〉に選ばれたのは、『ベガスの恋に勝つルール』(08)、『バレンタインデー』(10)など、これまでにもラブコメに出演しては大ヒットをさせてきた実力派スター、アシュトン・カッチャー。アクション、コメディ、ラブストーリー、スリラーなど、幅広いジャンルで活躍してきた多才な彼は、アクションとラブストーリーの2つのジャンルが見事に共存していることに惹かれ、本作への出演を決めたという。彼は、この映画でプロデューサーも務めている。

ラブストーリーの名手、『キューティ・ブロンド』のロバート・ルケティックが挑む
本格ラブアクション!

本作の監督を務めるのは、ハイグルが『男と女の不都合な真実』(09)でコンビを組んだロバート・ルケティック。監督デビュー作『キューティ・ブロンド』(02)を世界中で大ヒットさせたルケティックは、女性のハートをつかむ作品を贈り続けてきたラブコメディの第一人者。『キス&キル』では、初めて本格的なアクションに挑戦。「ロマンス、コメディ、サスペンスをミックスした映画を手がけてみたいと、ずっと思ってきた。これらのジャンルをうまくブレンドするのは、とても難しい。この脚本には、アドベンチャーもあれば、コメディの要素もある。たちまち気に入ったよ」と、ルケティックはこの脚本に惹かれた理由を語る。
笑いやジェームズ・ボンド映画の雰囲気も散りばめた本作だが、一番の軸となるのは、ジェンとスペンサーのラブストーリー。理想的なバカンスの地で、夢のような恋に落ちたふたり。おっとりしたお嬢様と腕利きの元・スパイという、まるで〈身分違い〉の男女を結びつけるのは、お互いへの強い愛しかない。突然襲いかかった大きな危機を、ふたりは乗りこえることができるのだろうか?夫がついていたウソを、妻は許すべきなのか?カッチャーとハイグルの相性が抜群なだけに、観客は、彼らの命はもちろん、ふたりの関係も壊れないでほしいと、終始ハラハラ、ドキドキし続けるはず。この冬オンリー1の恋愛映画はまた、この冬ナンバー1のスリルをも与えてくれるのだ。

ストーリー



フランスで運命的な恋に落ち、幸せな結婚生活を送っていたスペンサーとジェン。
やっと出会えた理想の相手。だが、彼には人に言えない“危険”な過去があった—!
一筋縄ではいかない2人の恋が、今、試される!

運命の恋は、ひとつの嘘から始まった。

ジェン(キャサリン・ハイグル)は、過保護な両親に育てられたお嬢様。失恋の傷を癒しきれないまま、両親に連れられ、南フランスに旅行にやって来る。ホテルにチェックインしてすぐ、彼女はエレベーターの中である男性と運命の出会いを果たす。ハンサムな容貌と逞しい体を持つ、スペンサー(アシュトン・カッチャー)と名乗るその青年に一目惚れしたのだ。なりゆきで海辺まで歩く二人。屈託のないジェンに興味を持ったスペンサーは、彼女をデートに誘う。ふたりはその夜再び会い、楽しいひとときを過ごす。その後もデートを重ね、ジェンとスペンサーは互いに惹かれあい、この出会いを運命の恋だと強く感じる。スペンサーは、厳格なジェンの父親(トム・セレック)から結婚の許しを得ることができ、家族として迎えられることに。だが実は、スペンサーは南フランスにバカンスに来たわけではなかったのだ・・・。

幸せな結婚生活に訪れた“3年目の危機”!?

それから3年。ジェンとスペンサーはアメリカの郊外で、幸せな新婚生活を送っていた。ジェンはスペンサーの30歳の誕生日プレゼントとして、南フランスへの旅行を計画。きっと彼が喜んでくれるものと期待していたが、スペンサーはなぜか旅行に行きたがらず、計画を断念することに。その話を聞き、彼女の同僚は「南フランスへの旅行に行きたがらないなんて考えられない。きっと3年目の倦怠期に違いない」と、夫婦仲に警鐘を鳴らす。そんなある日、スペンサーのオフィスに、謎の小包が届く。中に入っていたカードを見て、その番号に電話をするスペンサー。電話口に出た相手は、なにやら怪しげな男。スペンサーが男と話している最中、ジェンの父がオフィスに入ってきた。慌てて電話を切るスペンサー。ジェンの父は、彼を誕生日のディナーに連れて行くためにやってきたのだ。スペンサーを車に乗せ、向かったのは彼の自宅。実は、ジェンが彼を喜ばせようとこっそりサプライズパーティを計画していた。しかし、さっきの電話が気にかかってしかたがないスペンサーは、心から楽しめない様子。そんな彼を見て、ジェンは、自分たちの結婚に問題があるのかと不安を覚えるのだった・・・。

明かされた過去 —2000万ドルの懸賞金—

翌朝、ジェンはサンフランシスコに出張に出かけることに。自宅に残されたスペンサーは、パーティの後、酔いつぶれて泊まった友人ヘンリーと朝食をとろうとしていた。ヘンリーのためにミルクを取ろうとする彼に、突如、刃物をふりかざす人物がいた。その人物とは、他でもないヘンリーだった!「お前の首に懸けられた懸賞金2000万ドルは俺がいただく!」そう叫び襲い来るヘンリー。なんと、スペンサーは元・凄腕のスパイだったのだ!組織の命令を受け、ある暗殺を遂行するために訪れた南フランスでジェンと恋に落ち、彼女のために足を洗うことを決意。組織を抜けたはずだったが、メンバーの変更により、命を狙われるハメになったのだ。隣人になりすまし、スペンサーの命を狙っていた暗殺者との激しい格闘の最中、偶然、家に引き返したジェンがその現場を目撃する。取り乱すジェンだったが、スペンサーは彼女に「2階に銃がある。取って来てくれ」と指示をする。ジェンは銃を見つけ、怯えながらも銃を撃ち、スペンサー救出に成功する。しかし、取り押さえたヘンリーが言うには、スペンサーの命を狙っている人間は、他にも沢山いるらしい。すぐに車に乗り込み、逃走するふたり。車の中でジェンは、これまで真実を隠し続けていたスペンサーを激しく責めたてる。

揺らぎ始めた2人の絆。この恋の結末は─?

激しく口論する途中、何者かに追撃されたふたりは、モーテルにたどりつく。そこで彼らは、ひとりの男の死体を発見。男は、スペンサーの元ボスだった。過保護に育てられてきたお嬢様には、あまりにも非現実的な出来事が続き、ジェンはパニックに。3年間、自分に嘘をついてきた夫への不信感も相まって、彼女は両親を頼ろうとするが、彼はその提案に大反対。「そもそも君は両親にべったりしすぎている」と彼女を責めるスペンサーにジェンは猛抗議。場違いな夫婦喧嘩の最中、ジェンは急に吐き気を覚えた。まさかと思い調べてみると、なんと、彼女はスペンサーとの子供を身ごもっていたのだ。そんな中、新たな追跡者の影が2人の背後に迫ってきて・・・。
この危機を乗り越えるには、お互いへの強い愛を信じて手を取り合って戦うしかないが─。突如襲いかかった結婚生活最大の〈危機〉。果たして、ふたりの恋の結末は!?

スタッフ

監督・・・ロバート・ルケティック
脚本・・・ボブ・デローサ/テッド・グリフィン
原案・・・ボブ・デローサ
製作・・・スコット・アヴァーサノ/アシュトン・カッチャー/ジェイソン・ゴールドバーグ/マイク・カーツ
製作総指揮・・・クリストファー・プラット/チャド・マーティング/ウィリアム.S.ビーズレイ/ジョシー・ローゼン/ピーター・モーガン/マイケル・パセオネック/ジョン・サッキ
共同制作・・・ハーナニー・パーラ/カリン・スペンサー・マーフィー
編集・・・リチャード・フランシス=ブルースA.C.E/メアリー・ジョー・マーキーA.C.E
衣装デザイン・・・エレン・マイロニック/ヨハンナ・アルガン
ミュージック・スーパーバイザー・・・トレイシー・マックナイト
作曲・・・ロルフ・ケント
撮影監督・・・ラッセル・カーペンターASC
美術・・・ミッシー・スチュワート
キャスティング・・・デボラ・アクイラC.S.A/トリシア・ウッドC.S.A/ジェニファー・スミスC.S,A

キャスト

ジェン・コーンフェルド・・・キャサリン・ハイグル
スペンサー・エイムス・・・アシュトン・カッチャー
ミスター・コーンフェルド・・・トム・セレック
ミセス・コーンフェルド・・・キャサリン・オハラ
ヴィヴィアン・・・キャサリン・ウィニック
マック・・・ケヴィン・サスマン
オリビア・・・リサ・アン・ウォルター
クリステン・・・ケイシー・ウィルソン
ヘンリー・・・ロブ・リグル
ホルブルック・・・マーティン・マル
リリー・・・アレックス・ボースタイン

LINK

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