原題：Hospitalité

第22回東京国際映画祭日本映画・ある視点 函館港イルミナシオン映画祭2010

2010年/日本/96分/日本語/カラー/HDCAM/ 配給:和エンタテインメント

2011年10月29日よりＤＶＤリリース 2011年4月23日よりヒューマントラストシネマ渋谷ほか、順次全国にて公開

(C)2010「歓待」製作委員会

公開初日　2011/04/23

配給会社名 1198

解説


下町の印刷所を舞台に、一見平凡な家族が流れ者の来訪によって変化を余儀なくしていく人間模様を描く。感傷を排した厳密な空間造形と人の往来によって世界を掴む、劇団青年団演出部に所属する気鋭の若手深田晃司の意欲作。

ストーリー

東京、下町。夏の光に照り返る大きな河川を抱く工場地帯の一角で、小林印刷は今日も輪転機の音を響かせている。若い妻（夏希）と前妻の娘（エリコ）、出戻りの妹（清子）と暮らす小林幹夫。勤勉に働く家族にとっての最近のもっぱらの事件は、エリコの飼っていたインコのピーちゃんが逃げてしまったことぐらいである。そんなある日、かつて小林印刷に資金援助していた資産家の息子と名乗る男、加川花太郎が不意に訪れてくる。加川は、低姿勢ながら確実に小林家の内部へと入り込み、夫妻のゆるやかな日常は、加川とその招来客によってにわかに崩れ始めていく。

スタッフ

監督／脚本／編集／プロデューサー:深田晃司
プロデューサー:杉野希妃
芸術監督:平田オリザ
エグゼクティブ・プロデューサー:松原 治、足立 誠、小野光輔、宮田三清、岩倉達哉
撮影監督:根岸憲一

キャスト

山内健司
杉野希妃
古舘寛治
ブライアリー・ロング
オノエリコ
兵藤公美

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