「バカ」がちょっとほめ言葉だったあの頃。

2011年/日本/カラー/??分/ 配給:東映

2011年11月01日よりDVDリリース 2011年4月30日より全国ロードショー

(C)2011「これでいいのだ!! 映画 赤塚不二夫」製作委員会

公開初日 2011/04/30

配給会社名 0004

解説


「おそ松くん」「ひみつのアッコちゃん」「もーれつア太郎」「天才バカボン」・・・誰もが知っているヒット漫画を生み出し、日本中から愛される「ギャグ漫画の王様」=赤塚不二夫!

人は彼を「天才」と称し、自身は「バカ」とくくる。

「利口になるより、バカになるほうが大変なんだ」と語る人間・赤塚不二夫は「イヤミ」「バカボンのパパ」「ニャロメ」「ウナギイヌ」というキャラクターよりももっと個性的で奇抜な人物であった。そして誰よりも《面白いこと》に命を捧げたその人生は自身の漫画以上にギャグだった!!

そんな赤塚不二夫の大半の人生を二人三脚で歩んだ、漫画編集者が存在した!小学館の名物編集者・武居俊樹である。入社してすぐに赤塚の担当編集者となり、赤塚のハチャメチャな生き方に七転八倒しながらも、やがてベストパートナーとなっていく。そして、赤塚自身“最も描きたかった漫画”と語る名作「レッツラ・ゴン」の中で【武居記者】として登場するほど赤塚不二夫に愛された男。そんな彼だから描ける、35年間にわたる赤塚との交流を描いた「赤塚不二夫のことを書いたのだ!!」(文春文庫刊)がついに映画化!

ギャグ漫画の王様に挑むのは浅野忠信。日本を代表する個性派俳優が《シェー!!》と奇才・赤塚不二夫を演じる!そして原作者・武井俊樹(?)役は映画化にあたり性別を変更。清純派女優・堀北真希が《ニャロメ!!》とハチャメチャな編集者に挑む。その他、阿部力、木村多江、いしだあゆみ、佐藤浩市、WAHAHA本舗の佐藤正宏、梅垣義明など豪華・異色キャストが出演し、バカボン・ニャロメ・チビ太などの個性豊かなキャラクターたちも共演♪

脚本は「踊る大捜査線シリーズ」等の超ヒットメーカー君塚良一。監督は助監督として、阪本順治、森田芳光、マキノ雅彦、君塚良一らに師事し今作が初監督となる佐藤英明がメガホンを取る。
今もなお日本中で愛され続けている<ギャグ漫画>はどのように生み出されていたのか?編集者からみた漫画家・赤塚不二夫とは?漫画以上にギャグだった人間・赤塚不二夫の生き方とは?二人の衝撃的な出会い。そして二人がギャグで駆け抜けた笑撃的な“人生”が映画になる!!
人生何があっても、「これでいいのだ!!」
注意!!この映画は事実に基づき映画的脚色をしております。

ストーリー



あれこれ悩んだところで、人間一歩も成長しないんだよ。困った時は・・・
タリラリラーン♪♪
空っぽになればいいのだ!!!

1967年(昭和42年)小学館の入社式。その重厚な雰囲気に全く合わない人物が、ホールへと近づいてきていた・・・。
「お待たせざんす!
ミーはたった今、花のおフランスから帰ってきたざんす!」

紫のスーツに出っ歯!“イヤミ”に扮して登場したのは、小学館「少年サンデー」の看板作家・赤塚不二夫(浅野忠信)!
「ミーがチミたちに言いたいことはたったひとつ!それはバカになることざんす!」
そして、社員全員で“シエー”のポーズ!
その中でひとりだけ呆然と立ち尽くす新入社員の武田初美(堀北真希)。
その姿が赤塚の目に止まり、初美の手足を掴んで無理やり“シエー”のポーズ!
「やめてくださいっっっ!!!」
初美は、赤塚の顔面に思いっきりパンチを炸裂!!
この衝撃的な出会いが、日本の運命を変えていく・・・!?
今、超バカ天才漫画家・赤塚とド真面目新人編集者・初美、との戦いの火蓋が切って落とされた!!
コンニャロメ!先生、私はバカになんてなりたくない!!

スタッフ

原作:武居俊樹『赤塚不二夫の事を書いたのだ!!』(文芸春秋)
監督:佐藤英明
脚本:君塚良一

制作プロダクション:㈱セントラルアーツ
制作・配給:東映株式会社

キャスト

浅野忠信
堀北真希
阿部力
木村多江
いしだあゆみ
佐藤浩市

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