原題:Le Pere de mes enfants

2009年カンヌ国際映画祭《ある視点部門》審査員特別賞

2009年/フランス/35mm/カラー/ドルビー/110分/ 配給:クレストインターナショナル

2010年5月29日、恵比寿ガーデンシネマにてロードショー

公開初日 2010/05/29

配給会社名 0096

解説

父は、映画プロデューサーとして精力的に働き、家に帰れば家族を愛する魅力ある人だった。
しかし不況の中、突然自ら命を絶ってしまう。残されたのは、多額の借金と未完成の映画だけ。
幸せな日々が一転し、家族は絶望の中で葛藤する。
夫の映画を引き継ごうと奔走する控えめながらも気丈な母、父の死を受け止める手段を探そうとする長女、父の残した温もりを求める次女、そしてその死をまだ理解できない末娘。
そんな彼女たちに訪れた新たな出発のときとは。2009年カンヌ国際映画祭《ある視点部門》審査員特別賞に輝いた本作は、女優、カイエ・デュ・シネマの批評家という経歴をたどるミア・ハンセン=ラブの監督2作目。ハンセン=ラブの監督初長篇作に関心を持っていた実在の映画プロデューサー、アンベール・バルザンの自殺という、監督の実体験から生まれた。しかし、決して個人的な感傷に陥ることない監督の姿勢には、映画と人間への深い尊敬が感じ取れるだろう。

ストーリー

スタッフ

監督:ミア・ハンセン=ラヴ
製作:ダヴィド・ティオン、フィリップ・マルタン
脚本:ミア・ハンセン=ラヴ
撮影:パスカル・オーフレ

キャスト

キアラ・カゼッリ
ルイ=ド・ドゥ・ランクザン
アリス・ドゥ・ランクザン
アリス・ゴーティエ
エリック・エルモスニーノ
マネル・ドリス
イゴール・ハンセン=ラヴ
サンドリーヌ・デュマ
ドミニク・フロ ベレニス
ジャムシェド・ウスマノフ

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