原題:QUATTRO MOSCHE DI VELLUTO GRIGIO /FOUR FLIES ON GREY VELVET

日本劇場初公開から37年− 恐怖の帝王ダリオ・アルジェント、幻の傑作が遂に解禁!

日本初公開1973年

1971年/イタリア映画/カラー/101分 提供・配給:キングレコード+iae

2010年11月10日よりDVDリリース 2010年6/19(土)〜7/16(金)シアターN渋谷にて4週間限定モーニング&レイトロードショー!

公開初日 2010/06/19

配給会社名 0109/1029

解説


目を奪う鮮烈な色彩と独創的な映像美で華麗なる恐怖世界を創出し、多くの観客を魅了し続けるイタリアン・ホラーの巨匠、ダリオ・アルジェント。そのフィルモグラフィのなかで唯一ソフト化されず、1973年の日本封切り以来、実に37年も封印されてきた幻の傑作『4匹の蝿』(71)の劇場リバイバル上映が遂に実現!『歓びの毒牙』(69)『わたしは目撃者』(70)に続く、伊製ミステリー“ジャッロ”の1本で、動物(と昆虫)を謎解きに用いた通称“動物三部作”の最終作として発表された本作。オカルト色を強めることで、恐怖映画作家として大いなる飛躍を果たした『サスペリアPART2』(75)へと続く“ミッシングリンク”としても重要な位置を占める本作。その復活に立ち合った観客は、必ずやアルジェントの新たな一面、隠された魅力を再発見することになるだろう。
ロックバンドの若きドラマー、ロベルト(マイケル・ブランドン)は、執拗に自分をつけ回す正体不明の中年男に悩まされていた。深夜、薄暗い街路に立つ男を見つけた彼は激しい口論の末、相手が取り出したナイフで誤って彼を刺殺してしまう。血に濡れたナイフを手に、呆然と立ち尽くすロベルト。突然、2階の客席に不気味な仮面を被った人物が現れ、その惨状を写真に撮った。一瞬の悪夢のように過ぎ去ったこの奇妙な出来事を契機に、ロベルトの周囲で不可解な事件が続発。事件の真相に迫ろうとした人間が次々と殺害され、被害者の遺体から眼球を摘出して網膜を調べると、そこには“4匹の蝿”を思わす奇妙な黒点が浮かび上がる・・・。姿なき殺人魔は誰なのか!?想像を絶するショックが、37年の時を経て、今あなたを直撃する!

ストーリー


スタッフ

監督・脚本:ダリオ・アルジェント
製作:サルヴァトーレ・アルジェント
原案:ルイジ・コッツィ、マリオ・フォグリエッティ
音楽:エンニオ・モリコーネ
撮影:フランコ・デ・ジャコモ

キャスト

マイケル・ブランドン
ミムジー・ファーマー
ジャン・ピエール・マリエール
フランシーヌ・ラセット

LINK

□公式サイト
□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す