大森一樹監督×劇団スーパー・エキセントリック・シアター×にほんのうた

2011年/日本/カラー/96分/ 配給:グアパ・グアポ

2011年2月26日(土)より、シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ渋谷にてロードショー、全国順次公開

©2011ADKアーツ

公開初日 2011/02/26

配給会社名 0231

解説


歌、笑い、アクション、サスペンス、ロマンス、涙、全部あります。
群像劇の名匠・大森一樹が現代人の「心の病」に斬り込む、開放治療エンタテインメント!
医師免許を持ち、『ヒポクラテスたち』『法医学教室の午後』など医療をテーマにした作品を多数手掛けてきた大森一樹が映画作りの原点に戻って撮り上げた意欲作。「映画を再び監督の手に取り戻したい」という想いを胸に、監督の目指す「映画的」なストーリー、場所、キャスト、展開で挑みました。大森監督が撮るからこそ意義のある、日本映画の主流に疑問を投げかける作品でもあります。また、人気劇団スーパー・エキセントリック・シアター(SET)とタッグを組み、同劇団の実力派俳優たちが総出演しているも見どころ。さらに、坂本龍一が監修をつとめ、著名アーティストが唱歌や童謡を未来に歌い継ぐ“にほんのうたプロジェクト”の一部である本作では、「シャボン玉」「黄金虫」「花のまち」といった懐かしの歌が象徴的に登場。ストレスフルな日常をいつもと違う角度から見せてくれる娯楽要素が満載の、ちょっとおかしな群像劇が誕生しました。

ストーリー

迷い込んだのは、現代社会のワンダーランド
丘の上にある寂れた遊園地と動物園。そこへ詐欺容疑で指名手配中の男が逃げ込んでくる。男を出迎えたのは、動物と会話する女、話のスケールの大き過ぎる老人に、ゲリラと戦う兵士たち。実は彼らは神経科クリニックの患者で、壮絶な経験によって負った心の傷を、園内で思い思いに過ごすことによって癒しているのだった。やがて患者たちの妄想が妄想を呼び、警察や裏社会の人間をも巻き込んだ一触即発の事態が発生。誰がまともで、誰がおかしいのか?男の運命は!?

スタッフ

脚本・監督:大森一樹 (『ヒポクラテスたち』『恋する女たち』『ゴジラvsキングギドラ』)
音楽:かしぶち哲郎
演奏:ムーンライダーズ、国立オペラ・カンパニー 青いサカナ団、モルダウ・ミュージック
挿入曲・エンディングテーマ:アルバム「にほんのうた」(commmons)より
企画・製作・制作プロダクション:ADKアーツ
制作協力:劇団スーパー・エキセントリック・シアター
配給:グアパ・グアポ

キャスト

熊倉功*
丸山優子*
坂田鉄平*
松村真知子*
大関真*
大竹浩一*
柳田衣里佳
野添義弘*
佐原健二
水野久美
(*印はSET劇団員)

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