アルゼンチンタンゴ 伝説のマエストロたち
原題:CAFÉ DE LOS MAESTROS
第58回ベルリン国際映画祭パノラマ部門出品
2008年/アルゼンチン/92分/1:1.85/カラー/ドルビーSRD&SR/字幕:大西公子/字幕監修:高場将美 配給/スターサンズ 配給協力/ビターズ・エンド 宣伝/メゾン
2010年6月26日よりBunkamuraル・シネマほか全国順次ロードショー
(c) 2008 Lita Stantic Producciones S.A. / Parmil S.A. / Videofilmes Producciones Artisticas Ltda.
公開初日 2010/06/26
配給会社名 1100
解説
タンゴとは、愛、祖国への誇り、そして人生全てを捧げた音楽(ムジカ)。
巨匠(マエストロ)たちによる一夜限りの世紀のコンサートが、今、幕を開ける!
〜 人々の旅情をかきたてる魅惑の都市、ブエノスアイレス。
郷愁のバンドネオンが誘う、アルゼンチンタンゴの世界 〜
タンゴ版『ブエナビスタ・ソシアルクラブ』の誕生
2006年、ブエノスアイレスの最も古いレコーディングスタジオで、1940年代から50年代に活躍し、アルゼンチンタンゴの黄金時代を築いたスター達が感動的な再会を果たした。彼らはアルバム「CAFÉ DE LOS MAESTROS」に収録する名曲を歌うためにこの場所にやって来たのだった。60〜70年もの演奏歴をもち、いまなお現役で輝き続ける、まさに国宝級とも言えるマエストロたち。時を重ね人生の深みを増した歌声が響くなか、彼らは激動の歴史とともにアルゼンチンに脈々と生き続けてきた、タンゴの魅力と自らの思い出を語り始める。なけなしの金で父が買ってくれたバンドネオン、街角のカフェから成功の階段をともに上った仲間たち、亡き師への変わらぬ熱い思い。彼らの人生のすべてがタンゴという3分間のドラマに刻まれていく。
ラテンアメリカから世界へ。アカデミー賞受賞の音楽家
グスタボ・サンタオラージャがプロデュース
「タンゴという芸術を生み出した 巨匠(マエストロ)たちと一緒に仕事が出来たことは、私の人生において最高の出来事の一つとなった」と語るのはアルバム「CAFÉ DE LOS MAESTROS」と本作を企画した、世界的な音楽家グスタボ・サンタオラージャ(『ブロークバック・マウンテン』『バベル』でアカデミー作曲賞を受賞)。彼は、このアルバムのためにマリアーノ・モーレス作曲「軍靴の響き」などレコーディング以降一度も再演されることのなかった編曲を再現したり、1950年代にエミリオ・バルカルセがオスバルド・プグリエーセ楽団のために提供した自作の編曲「シ・ソス・ブルーホ」、1960年代にフリアン・プラサがアニバル・トロイロ楽団のために提供したオスバルド・ベリンジェリの作品「両親に捧ぐ」など、数々の歴史的名編曲の再現なども意欲的に行った。マエストロたちの長い年月で培われた経験と、今までになくエネルギッシュな演奏、彼らをリスペクトしてやまないサンタオラージャとのコラボレーション。そしてエグゼクティブ・プロデューサーには『セントラル・ステーション』『モーターサイクル・ダイアリーズ』のウォルター・サレス監督を迎え、音楽と映画の最高のスタッフが伝説をつくりだした。
アルゼンチンタンゴの至宝が集結!
──そして、奇跡のステージの幕が開く。
ミラノ・スカラ座、パリ・オペラ座に並ぶ世界三大劇場のひとつであるブエノスアイレスのコロン劇場。真夏の一夜、タンゴの歴史をつくりあげた偉大なる巨匠(マエストロ)たちが一堂に会したそのとき、奇跡のステージの幕が開く。すでに惜しまれつつこの世を去ったカルロス・ラサリ、オスカル・フェラーリなど、二度とは見ることのできないアーティストたちの共演は、近年屈指の希少性をもち、音楽史に永遠に伝えられることだろう・・・。
聴く者誰をも魅了する彼らの演奏を収録したアルバム「CAFÉ DE LOS MAESTROS」は、文句なしの2006年ラテン・グラミー最優秀アルバム賞を受賞した。
ストーリー
スタッフ
監督
ミゲル・コアン/MIGUEL KOHAN
エグゼクティブ・プロデューサー
ウォルター・サレス/WALTER SALLES
フランソワ・イヴェルネル/FRANCOIS IVERNEL
キャメロン・マクラッケン/CAMERON McCRACKEN
プロデューサー
グスタボ・サンタオラージャ/GUSTAVO SANTAOLALLA
リタ・スタンティック/LITA STANTIC
音楽制作スタッフ
グスタボ・サンタオラージャ/GUSTAVO SANTAOLALLA
グスタボ・モッシ/GUSTAVO MOZZI
ホルヘ・“ポルトゥゲス”・ダ・シルバ/JORGE “PORTUGUÉS”DA SILVA
アニバル・ケルペル/ANIBAL KERPEL
編集
アレハンドラ・アルミロン/ALEJANDRA ALMIRÓN
ゴンサロ・サンティソ/GONZALO SANTISO
音響・ミキシング・スーパーバイザー
アニバル・ケルペル/ANIBAL KERPEL
録音監督
ギド・ベレンブルム/GUIDO BERENBLUM
ミキシング
マクシミリアーノ・ゴンサレス・ゴリーティ/MAXIMILIANO GONZALEZ GORRITI
ポスト・プロダクション監督
セルヒオ・レンテーロ/SERGIO RENTERO
ポスト・プロダクション・マネージャー
ミレーナ・ゲリーニ/MILENA GUERINI
製作・制作
PATHE PRODUCTIONS
CHANNEL4
A LITA STANTIC PRODUCCIONES S.A.
PARMIL S.A.,
VIDEOFILMES PRODUCCIONES ARTISTICAS
キャスト
ミュージシャンたち
レオポルド・フェデリコ/LEOPOLDO FEDERICO
アニバル・アリアス/ANÍBAL ARIAS
アティリオ・スタンポーネ/ATILIO STAMPONE
カルロス・ガルシーア/CARLOS GARCÍA
カルロス・ラサリ/CARLOS LÁZZARI
エミリオ・バルカルセ/EMILIO BALCARCE
エミリオ・デ・ラ・ペーニャ/EMILIO DE LA PEÑA
エルネスト・バッファ/ERNESTO BAFFA
フェルナンド・スアレス・パス/FERNANDO SUÁREZ PAZ
ガブリエル・“チュラ”・クラウシ/GABRIEL “CHULA” CLAUSI
ファン・カルロス・ゴドイ/JUAN CARLOS GODOY
マリアーノ・モーレス/MARIANO MORES
オスカル・フェラーリ/OSCAR FERRARI
オスバルド・ベリンジェリ/OSVALDO BERLINGIERI
ビルヒニア・ルーケ/VIRGINIA LUQUE
ウバルド・デ・リオ/UBALDO DE LÍO
ホセ・“ペペ”・リベルテーラ/JOSÉ “PEPE”LIBERTELLA
オスバルド・“マリネーロ”・モンテス/OSVALDO “MARINERO” MONTES
アルベルト・ポデスタ/ALBERTO PODESTÁ
オスバルド・レケーナ/OSVALDO REQUENA
ラグリマ・リオス/LÁGRIMA RÍOS
オラシオ・サルガン/HORACIO SALGÁN
フアン・ダリエンソ/JUAN D’ARIENZO
カルロス・ディ・サルリ/CARLOS DI SARLI
オスバルド・プグリエーセ/OSVALDO PUGLIESE
アニバル・トロイロ/ANÍBAL TROILO
オーケストラ
オスバルド・レケーナ/OSVALDO REQUENA
フェルナンド・スアレス・パス/FERNANDO SUÁREZ PAZ
ミゲル・アンヘル・ベルテーロ/MIGUEL ANGEL BERTERO
カルロス・サンギーノ/CARLOS SANGUINO
パブロ・アグリ/PABLO AGRI
ホセ・ボッティ/JÓSE VOTTI
ダミアン・ボロティンDAMIÁN BOLOTÍN
ハビエル・カサージャ/JAVIER CASALLA
アリエル・エスパンドリオ/ARIEL ESPANDRIO
ワシントン・ウィリマン/WASHINGTON WILLIMAN
ワルテル・オリベリオ/WALTER OLIVERIO
カルロス・ノッシ/CARLOS NOZZI
ディエゴ・サンチェス/DIEGO SÁNCHEZ
オラシオ・カバルコス/HORACIO CABARCOS
エクトル・コンソーレ/HÉCTOR CONSOLE
オラシオ・ロモ/HORACIO ROMO
カルロス・コラレス/CARLOS CORRALES
カルロス・パソ/CARLOS PAZO
エクトル・レッテラ/HÉCTOR LETTERA
ゲスト・ミュージシャンたち
ニコラス・レデスマ/NICOLÁS LEDESMA
アンドレス・リネツキー/ANDRÉS LINETZKY
リカルド・ドミンゲス/RICARDO DOMÍNGUEZ
ガブリエル・デ・リオ/GABRIEL DE LÍO
ウーゴ・ティセーラ/HUGO TISERA
アルフレド・モントージャ/ALFREDO MONTOYA
ホセ・グラナタ/JOSÉ GRANATA
ルイス・アルベルト・フェレイラ/LUIS ALBERTO FERREYRA
ウーゴ・ピエール/HUGO PIERRE
アンヘル・アパリシオ/ANGEL APARICIO
マリオ・テンレイロ/MARIO TENREYRO
アウグスト・グラナタ/AUGUSTO GRANATA
オスカル・セラーノ/OSCAR SERRANO
ビクトル・ヘルビニ/VÍCTOR GERVINI
イグナシオ・リチオ/IGNACIO RICCIO
マリオ・グリシリョーネ/MARIO GRISIGLIONE
ミゲル・ピッコロ/MIGUEL PICCOLO
アルトゥーロ・ベルガラ/ARTURO VERGARA
ブリギッタ・ダンコ/BRIGITA DANKO
ホセ・マンクーソ/JOSÉ MANCUSO
エドゥアルド・レッテラ/EDUARDO LETTERA
オスバルド・モンテス/OSVALDO MONTES
ビクトル・ラバジェン/VÍCTOR LAVALLÉN
アントニオ・プリンシペ/ANTONIO PRÍNCIPE
ミゲル・アンヘル・バルベーロ/MIGUEL ANGEL VARVELO
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