電信柱エレミの恋
短編アニメーション作品「オートマミー」※から8年。 待望のソバットシアター最新作! ストップモーション・アニメーション「電信柱エレミの恋」!
2009年/日本/カラー/45分 配給:ニューズベース
2010年10月20日よりDVDリリース 2010年4月24日(土)〜トリウッドにて上映
公開初日 2010/04/24
配給会社名 0328
解説
短編アニメーション作品「オートマミー」※から8年。待望のソバットシアター最新作!
ストップモーション・アニメーション「電信柱エレミの恋」!
エレミという一本の電信柱が抱いた恋心と葛藤を、中田秀人が8年の歳月を掛け、手作業の結晶 ストップモーション・アニメーションで描いた45分間。
ジンワリ染み入る、ちょっと不思議な電信柱の恋のおはなし。
ストップモーション・アニメーションとは?
造形物をわずかに動かしながらひとコマずつ撮影し、1秒間に何枚もの画像を連続させる事によって映像にする技法。1930年代から使われている最も古いアナログSFX技術の一つで、ミニチュアの人形を使用したものから、紙、粘土、砂、切り絵など様々な素材を使ったものがある。独特の動きが味となり、より作家性を際立たせる技法ゆえ、中田秀人監督は8年の歳月を掛け取り組んだ。
ソバットシアター http://park11.wakwak.com/.sovat/
1997年に結成された映像作家の中田秀人と3人の造形技術師による映像制作チーム。主にパペットを用いたストップモーションアニメーションを制作。映像作品と立体造形物の展示を行うなど、アート・映画・ポップカルチャーと、様々な角度からアプローチ出来る作品を目指し、多数の上映会や展覧会・イベントに参加。2000年に発表した短編モデルアニメーション作品「オートマミー」で国内の映画祭において数々の賞を獲得。ニューヨーク国際短編映画祭、釜山アジア短編映画祭など海外の映画祭にも参加。
ストーリー
満月の夜に、故障してしまった電信柱のエレミ。
光に向かって歩き出す不思議な夢から覚めると、目の前に電力会社の作業員タカハシがいた。
タカハシに修理され、すっかり元気になったエレミは、どうしてもタカハシと話がしてみたくなり、電話回線に侵入し、人間のフリをして電話をかけてしまう。
タカハシは誰だか分からない電話の相手に困惑したが、やがて毎日のようにエレミとの電話を楽しむようになり、二人はすっかり仲良くなっていく。
そんな二人の噂は街中の電信柱の中ですぐに広がり、エレミは電信柱会議にかけられ、彼との決別を迫られる。
思い悩んだエレミは、自分が電信柱である事をタカハシに告げる決心をする…。
スタッフ
監督・脚本・撮影・編集・キャラクターデザイン:中田秀人
原作:「電信柱電子の恋」井上英樹 (MONKEY WORKS)
音楽:tico moon
造形技術:松尾憲樹、細井浩和、増田成朗
キャスト
エレミ:奥村知子(舞台俳優)
タカハシ:渡辺一志(映画監督・俳優)
木兵衛・刈谷・管理人・上田将吉:工藤恭造(声優)
三つ目タロー:エムラスタ(「Romancrew」MC)
寺品夕子:為本昌子(劇団東俳所員)
質丸・ギンタ・テツビ:門脇俊輔(俳優)
ユマル:嶋田惠子(京都放送劇団員)
マドリ:大谷知子(JPIC読書アドバイザー)
アキアパ:久留間由唯(一般出演)
コゲメ・将棋親父の娘:今西由利子(声優)
マキメガネ・箱助:岡田和也(一般出演)
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