第23回東京国際映画祭 特別招待作品

2010年/日本/35mm/カラー/111分/ビスタサイズ/ドルビーSR 配給:ギャガ

2010年11月 13日 有楽町スバル座にてロードショー

(C)2010「ふたたび」製作委員会

公開初日 2010/11/13

配給会社名 0025

解説


50年間という時を経ても色褪せない家族、夫婦、恋人、友情の絆の温かさを、ジャズの優しい音色に乗せて描く『ふたたび swing me again』。ジャズにのめりこみ、「死んだ」と聞かされていた祖父との旅に巻き込まれていく孫・大翔には、近年話題の映画やTVドラマでの活躍も目覚しい若手注目俳優・鈴木亮平。50年の想いを抱え、孫と最後の旅に出る頑固な元ジャズトランペッター・健三郎には、名優・財津一郎。二人を見守る女性看護師には日本で本格的な女優デビューをし、人気急上昇中のMINJI。健三郎のかつてのジャズ仲間には、藤村俊二、犬塚弘、佐川満男、さらに息子に陣内孝則、その妻に古手川祐子と存在感溢れるキャストが脇を固める。また、“ソネ”のオーナー役で日本ジャズ界を牽引する “世界のナベサダ” こと渡辺貞夫も登場し、圧倒的サックスパフォーマンスを披露している。ジャズとトランペットという偶然の共通点が結びつけた“ふたりの旅”は様々な絆を見つめ直す人生の物語を織り成してゆく。

ストーリー





貴島健三郎、78歳。
男は50年の時を経て、友との約束を果たすため、最後の旅に出た。
出会ったばかりの孫と共に—。
神戸。50年前ジャズバンドに青春を賭けていた男たちは、今やそれぞれの人生の最終コーナーを曲がろうとしていた。78歳になった貴島健三郎は、かつてのバンド仲間を探すために、思うように動かなくなった手に杖を握らせ立ち上がった。彼の願いは、何も言えないまま姿を消したあの日の許しを請うこと。そして、あの日果たすはずだった、憧れのジャズクラブ “ソネ” でのセッションを実現させることだった。
それは、彼にとってやり残した人生を取り戻す最後の旅─—。

スタッフ

企画・監督:塩屋俊  
原作・脚本:『ふたたび』矢城 潤一(宝島社文庫)
制作:松竹京都撮影所 
制作協力:ウィル・ドゥ  
配給:ギャガ  
製作:「ふたたび」製作委員会

主題歌:「SO FARAWAY」/MINJI (ドリーミュージック)

厚生労働省推薦 
A TOSHI SHIOYA FILM

キャスト

鈴木亮平
MINJI
青柳翔

藤村俊二 
犬塚弘 
佐川満男

渡辺貞夫
古手川祐子(特別出演)
陣内孝則(特別出演)
財津一郎

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