原題:CARRIERS

『スター・トレック』 クリス・パイン主演作 致死率100%。全世界、感染。 —生き残ることに、意味はあるのか。

2009年/アメリカ/85分/シネマスコープ/カラー/字幕翻訳:伊東武司 提供:ポニーキャニオン 配給:ブロードメディア・スタジオ/ポニーキャニオン

2010年09月15日よりDVDリリース 2010年4月24日(土)より、シネマスクエアとうきゅう他全国順次公開!

ÓMMVIII by PARAMOUNT VANTAGE, A Division of PARAMOUNT PICTURES CORPORATION All Rights Reserved.

公開初日 2010/04/24

配給会社名 0551/0068

解説


この恐怖は、起こりえる現実。
“生き残ってしまった”人間の本性を暴くリアルパニック・スリラー。
昨年発生した新型インフルエンザの流行で、世界中がパニックに陥ったことは記憶に新しい。 その恐怖が現実的に起こった今、もし、命を脅かす状況が自分の身の周りに起きたとしたら…。 本作は、パンデミックの恐怖だけに留まらず、致死率100%の殺人ウイルスが蔓延した世界で、わずかに生き残った人間の奥に潜む本性を暴き出した作品である。 主演は、J・J・エイブラムス監督の『スター・トレック』で主役のジェームズ・T・カーク役に大抜擢され“第二のブラッド・ピット”と呼び声の高い、ハリウッドの次世代を担う俳優クリス・パイン。 極限の状況下で、次第に危険な本性が剥き出しになっていくムードメーカーの兄を、狂気に満ちた演技で見事に演じきっている。 その兄と対照的に、非情にはなりきれない真面目な弟を、『サムサッカー』で2005年ベルリン国際映画祭銀熊賞を受賞したルー・テイラー・プッチが好演。 その他にも、『コヨーテ・アグリー』のパイパー・ペラーボ、アメリカの人気ファミリードラマ「ブラザーズ&シスターズ」のエミリー・ヴァンキャンプが等身大の若者を演じている。
監督・脚本を手がけたのは、数々のエッジの効いた作品を生み出す、今注目のスペイン出身の新鋭監督、アレックス&デヴィッド・パストー兄弟。 数ある感染パニックムービーとは一線を画し、全く新しい角度から人間の心理を捉えた、未だ観たことのない異色のリアルパニック・スリラーを生み出した。

ストーリー

-本当に恐いのは、ウイルスではない。
致死率100%、治療不能のウイルスに侵された世界。 街はゴーストタウンと化し、生きているのはごくわずかの人間だけ。 未だ感染していないムードメーカーの兄ブライアンと、真面目で心優しい弟ダニーの兄弟は生き残るためのルールを決める。 “何があっても感染者とは接触しないこと”。 そして2人はブライアンの彼女ボビーと、ダニーの女友達ケイトを連れ、感染を免れているであろう、幼い頃の思い出の地である海岸を目指し、アメリカ西南部の砂漠地帯を車で走っていた。 しかし、ある親子を同乗させたことがきっかけで、4人の中に潜んでいた本性が次第に剥き出しになっていく…。 果たして、絶望の先に待ち受けている悪夢のような結末とは…?

【フェーズ6】とは?
世界保健機関(WHO)が定める伝染病警戒レベルの最高度。
“パンデミック”とも呼ばれ、ヒトからヒトへの感染が効率的、および持続的に確立された状態を指す。

スタッフ

監督・脚本:アレックス・パストー、デヴィッド・パストー
製作:アンソニー・ブレグマン、レイ・アンジェリク

キャスト

ルー・テイラー・プッチ
クリス・パイン
パイパー・ペラーボ
エミリー・ヴァンキャンプ
ほか

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