原題:FROM PARIS WITH LOVE

リュック・ベッソン × ピエール・モレル 「トランスポーター」「TAXi」「96時間」の 名コンビが放つサスペンス・アクション!

2010年/フランス映画/上映時間 95分/全6巻/2,540m/スコープサイズ/ ドルビーSRD-EX+DTS-ES+SDDS/字幕:菊地浩司 配給:ワーナー・ブラザース映画 宣伝/ブレイントラスト、P2、フラッグ

2010年09月15日よりDVDリリース 2010年5月15日(土)、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー!

© 2009 EUROPACORP - M6 FILMS – GRIVE PRODUCTIONS – APIPOULAÏ PROD

公開初日 2010/05/15

配給会社名 0085

解説


『TAXi』『トランスポーター』『96時間』の名コンビが、
さらに進化したアイデアとスケールで、
サスペンス・アクションの新境地を切り開く!

任務のためには手段を選ばない危険な男と、人を撃てない見習い捜査官
世界一真逆の二人が、パリを舞台に巨大犯罪組織を追う——!

謎の犯罪組織に、立ち向かうことになった一人の男。彼の名は、ジェームズ・リース。表の顔はパリのエリート米大使館員、裏の顔はCIAの見習い捜査官だ。ようやく与えられた重大任務に張り切るリースを待っていたのは、任務を全うするためには手段を選ばない危険すぎる相棒、ワックスだった—。
チェスの名人で数カ国語を駆使する知性派だが、繊細な性格で人を撃ったことがないリースと、推理力も腕力も超一流だが、口より先に銃が出るワックス。生き方も考え方も正反対の二人が、犯罪組織のアジトを捜して、パリ中を駆け巡る。組織は麻薬密売を資金に爆弾を入手、世界崩壊を目論むテロ集団だった。しかし、全貌解明にあと一歩と迫った時、予想もしなかった事実が発覚する。リースの機密情報が組織に流され、彼は命を狙われていたのだ。裏切り者は誰なのか? やがて爆破ターゲットは国際サミットに参加するアメリカ政府要人だと判明、二人は会場へと走るのだが—。
ジェームズ・リースを演じるのは、アクション超大作『M:i:Ⅲ』から、ウディ・アレン監督の話題作『マッチポイント』まで、様々な役どころを完璧に演じ分けるジョナサン・リース・マイヤーズ。映画や小説の世界で憧れていたCIA捜査官の現実を知って打ちのめされ、さらに何者かの裏切りに苦悩するリースが成長を遂げる過程をユーモアと切なさをこめて演じ切り、アクション大作に奥行きを与えている。
ワックスには、『パルプ・フィクション』でアカデミー賞にノミネートされ、最近ではミュージカル映画『ヘアスプレー』の怪演が話題となった、ハリウッドを代表するトップスター、ジョン・トラボルタ。パリの街を駆け巡っての銃撃戦、TOWミサイルを担いでのカーチェイスなど、息もつかせぬハイテンション・アクションを、ほとんどスタントなしの生身の肉体でやり遂げた。
また、リースの婚約者キャロリンには、ジョルジオ アルマーニの新しい香水“アイドル”の国際キャンペーンモデルに起用され、「ヴォーグ」や「エル」の表紙も飾ったポーランドの一流モデル、カシア・スムトゥニアクが抜擢された。
原案はリュック・ベッソン、監督はピエール・モレル。『TAXi』『トランスポーター』『96時間』などの作品で、かつてない設定の面白さと、アクション映画のお約束を無視した驚愕の展開で、全世界の度肝を抜いた名コンビだ。
そんな二人が再びタッグを組み、過去の作品を遥かに超えるアイデアとスケールで、サスペンス・アクションのさらなる新境地を切り開いた。
エッフェル搭からファッショナブルな街並み、そして妖しげな裏道まで、パリの魅力のすべてを切り取った撮影は、
『96時間』に続いてピエール・モレル監督作品を手掛けるミシェル・アブラモビッチ。
こんな時代だからこそ、受け取ってほしい。すべてを失ったとしても前に進み続けなくてはならない、本気の男たちの熱い魂を—!

ストーリー

若き駐仏アメリカ大使館員リース
CIAの超凄腕諜報部員ワックス
二人は暗殺テロ計画を阻止できるのか!?

 パリのアメリカ大使館に勤めるジェームズ・リース(ジョナサン・リース・マイヤーズ)には、秘密があった。上司であるベニントン大使(リチャード・ダーデン)はもちろん、美しいフランス人の婚約者キャロリン(カシア・スムトゥニアク)さえ知らない、もう一つの顔を持っているのだ。それは、ずっと憧れていたCIA捜査官。今はまだ見習いの身だが、いつかは国家の機密に関わるような活躍を夢見ていた。
 ついに上級レベルの任務を命じられたリースの喜びは、アメリカから送りこまれた“相棒”に出会った瞬間、驚愕と不安に変わる。彼の名は、チャーリー・ワックス(ジョン・トラボルタ)。上層部も一目置くスゴ腕の特別捜査官だが、スキンヘッドにバイカーのようなファッション、ひたすら我が道を行く予測不可能な行動、全世界を敵にまわすような毒舌など、すべてが常軌を逸していた。彼の捜査方法は、ただ一つ。銃を抜いて自らの手で犯罪者を倒すだけだ。
 空港に到着早々、税関でひと悶着を起こした直後、表向きは中華料理店を装っているが実はドラッグ密売組織のアジトに乗り込み、問答無用の銃撃戦を繰り広げるワックス。彼は密売ルートから、さらなる巨大犯罪組織を洗い出そうとしていた。ドラッグで荒稼ぎした金で爆弾を手に入れ、パリを手始めに世界崩壊を企むテロ組織を追いかけているのだ。
 夜が終わり、朝が来てもワックスの追跡は終わらない。パリ中を引きずりまわされて疲労困憊のリースは、早く捜査を終えてキャロリンのもとへ帰りたかった。しかしそんなリースの頭を一瞬で覚醒させる、ある事実が発覚する。ワックスが突き止めたテロ組織のアジトの壁に、隠し撮りしたリースの写真が何枚も貼ってあったのだ。いったい誰が、何のために—?
 ワックスとリースが出会ってから、24時間が経った。ワックスは26人の犯罪者を始末したが、リースは0。クールな頭脳派の捜査官を目指していたリースは人を殺す気などなかったが、殺らなければ殺られるという場面でも、相手がどんなに凶悪な犯罪者でも、どうしても銃を向けることができなかった。
 「きっと、この仕事は僕には向いていない」弱音を吐くリースに、「だから俺みたいなやつと一緒に頑張れ」と励ますワックス。繊細で自己中心的なイマ時の若者であるリースを怒鳴り続けたワックスだが、リースの中に愛と正義という、悪と戦える最高の才能を見出していた。
 どうやらテロ組織の爆破ターゲットは、パリで開かれる国際サミットらしい。大使館員であるリースに接近して、サミットの機密情報をテロ組織に流していた者がいるのだ。続々と到着する各国の要人。果たして、裏切り者は誰なのか—? リースは、ひきがねを引き、テロ計画を阻止することが出来るのか—?

スタッフ

監督:ピエール・モレル
脚本:アディ・ハサック
原案:リュック・ベッソン
製作総指揮:ビルジニー・ベッソン=シラ
音楽:デビッド・バックリー
撮影監督:ミシェル・アブラモビッチ
美術:ジャック・ビュフノワール
編集:フレデリック・トラバル

キャスト

チャーリー・ワックス:ジョン・トラボルタ
ジェームズ・リース:ジョナサン・リース・マイヤーズ
キャロリン:カシア・スムトゥニアク
ベニントン大使:リチャード・ダーデン

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