吉田修一『パレード』×李相日『フラガール』×久石譲『おくりびと』 至高の才能が贈る本年度最高の感動作が誕生! 妻夫木聡が出演を切望! 「悪人」に魅せられた実力派豪華キャストが集結!

モントリオール世界映画祭 ワールド・コンペティション部門 出品作品

2010年/日本/カラー/2時間19分/ 配給:東宝

2010年9月11日(土)全国東宝系ロードショー

(C)2010「悪人」製作委員会

公開初日 2010/09/11

配給会社名 0001

解説


芥川賞作家・吉田修一の最高傑作「悪人」は、毎日出版文化賞、大佛次郎賞をダブル受賞し、ベストセラーとなった。そして映画化権は争奪戦となり、その監督の座は務めるのは『フラガール』で日本アカデミー賞最優秀作品賞など各賞を総ナメにした李相日。また、原作者である吉田修一自身が、李監督と共に初めて脚本を手掛け、音楽には、巨匠・久石譲が参加。主演は『ジョゼと虎と魚たち』大河ドラマ「天地人」などに主演し今や国民的俳優となった妻夫木聡。ヒロイン役に、年齢・性別を超えた人気を誇る演技派女優の深津絵里。その他、岡田将生、満島ひかり、柄本明、樹木希林といった実力派豪華キャストが集結している。

ストーリー








土木作業員の清水祐一(妻夫木聡)は長崎の外れのさびれた漁村で生まれ育ち、恋人も友人もなく、祖父母の面倒をみながら暮らしていた。
車だけが趣味で、何が楽しくて生きているのかわからない青年。
佐賀の紳士服量販店に勤める馬込光代(深津絵里)は、妹と2人で暮らすアパートと職場の往復だけの退屈な毎日を送っていた。
「本気で誰かに出会いたかった…」
孤独な魂を抱えた2人は偶然出会い、刹那的な愛にその身を焦がす。
しかし、祐一はたったひとつ光代に話していない秘密があった。彼は、連日ニュースを賑わせていた殺人事件の犯人だったーー。
「もっと早く出会っていれば良かった…」
そんな祐一の自首を止めたのは光代だった。殺人犯との許されぬ愛…。
生まれて初めて人を愛する喜びに満たされる光代は、祐一と共に絶望的な逃避行へと向かう。
やがて地の果てとも思える灯台に逃げ込んだ2人は幸せなひとときを迎えるが、その逃避行が生んだ波紋は被害者の家族、加害者の家族の人生をも飲み込んでいく。
なぜ祐一は人を殺したのか?
なぜ光代は殺人者を愛したのか?
引き裂かれた家族の運命はどうなるのか?
絶望のどん底に突き落とされた人間たちが、善悪の葛藤のなかでもがき、 そしてその先にひとつの謎が生まれる。
いったい誰が本当の“悪人”なのか?
その答えが明かされたとき、物語は衝撃と感動のクライマックスを迎える–。

スタッフ

原作:「悪人」吉田修一(朝日新聞出版刊)
脚本:吉田修一、李相日
監督:李相日
音楽:久石譲

製作:映画「悪人」製作委員会

製作:東宝 電通 朝日新聞社 ソニー・ミュージックエンタテインメント 日本出版販売 ホリプロ アミューズ Yahoo!JAPAN TSUTAYAグループ 朝日新聞出版
制作プロダクション: 東宝 映像制作部

キャスト

清水祐一:妻夫木聡
馬込光代:深津絵里
増尾圭吾:岡田将生
石橋佳乃:満島ひかり
石橋佳男:柄本明
清水房江:樹木希林

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