ちよだ文学賞大賞受賞作品、初の映画化!

2010年/日本/カラー/109分/ヨーロピアンヴィスタ/DTSステレオ 配給:ファントム・フィルム

2010年10月23日(土)より、神保町シアター、シネセゾン渋谷ほかにて全国順次公開

©2010 千代田区/『森崎書店の日々』製作委員会

公開初日 2010/10/23

配給会社名 0442

解説


古書店に借り暮らし。人生、無駄なことなんてない。どこからでも始めよう。

本作は、“古書の街”神保町を舞台に、失意や孤独のなかで人生の目標を見いだせずにいる一人の女性が街に、そして人に癒されながら成長していく姿を描いた作品です。 主演には、モデル・女優業の傍ら街歩き本のイラスト・文全てを手掛け、そのライフスタイル全てが若い女性を中心に大人気の菊池亜希子。本作が映画初主演となる。また、監督は、自主映画時代からその静かでリリカルな映像で注目を浴び、今後が期待される新人の日向朝子。フレッシュな女性二人が作り上げた長く愛される“町の記憶”としての映画『森崎書店の日々』。

ストーリー




大人へと成長する貴子の小さな躓きとささやかな回復と希望。
夏から冬へと移り変わる古書店“森崎書店”と古書の街、神保町の風景
東京・神保町、どこか懐かしさが漂う 古書街。
主人公、貴子は失意のできごとを契機に会社を辞め、部屋にとじこもっていた。
しばらく会っていなかった叔父に、半ば強引に押し切られ、この神保町へ引っ越す。
貴子はぼんやりと、叔父の書店を手伝いながら、この街の人たちと交わっていく。世界中を旅して神保町へ帰ってきた叔父さん、30年続くコーヒー店のマスター、本好きな大学院生、よもやま話の大好きなおじさん…。ヒトクセありながらこの街に引きつけられ、優しさを持つ人たちとの出会いと、書店に積まれたたくさんの本たちが、貴子の心を開いていく。
傷ついたこころが回復するとき、以前よりもひと回り大きくなっているのかもしれない。
夏から冬へと移り変わる神保町の街とともに、自分自身と向き合いながら、ちょっとずつ成長していくひとりの女の子の姿をあたたかく描いた物語。

スタッフ

脚本・監督:日向朝子
製作:小林栄太朗、久松猛朗
企画・プロデュース:越川道夫
原作:八木沢里志(第3回「ちよだ文学賞」大賞受賞作)
音楽:野崎美波
撮影:猪本雅三
照明:北村憲祐
美術:松本知恵
音響:菊池信之
衣装:宮本まさ江
メイク:鈴木彩
助監督:小林憲史 
編集:菊井貴繁
アシスタントプロデューサー:舘内亨太
監督補:松尾 崇 
協力:千代田区、東京古書組合、神田古書店連盟
制作プロダクション:スローラーナー
製作:テンカラット、衛星劇場
配給:ファントム・フィルム

キャスト

菊池亜希子
松尾敏伸
奥村知史
吉沢 悠
きたろう
岩松 了
田中麗奈
内藤剛志

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す