誰もが知る<忠臣蔵>の、誰も知らない<2人の生き残り>

2010年/日本/カラー/133分/ 配給:ワーナー・ブラザース映画

2010年06月15日よりDVDリリース 2010年12月18日(土)、丸の内ピカデリー他 全国ロードショー

(C)2010 「最後の忠臣蔵」製作委員会

公開初日 2010/12/18

配給会社名 0085

解説


それは<生きろ>という、過酷な使命。

討ち入りから16年、死ぬことを許されなかった男たちの物語とは−
 世の中を騒がせた赤穂浪士の討ち入りから16年。大石内蔵助以下四十七士全員が切腹し、事件はとっくに終わったと思われていた。しかし、一人だけ死ぬ事を許されず、密かにそして懸命に生き抜いた男がいる。寺坂吉右衛門は討ち入りの真実を後世に伝え、討ち入り浪士の遺族を援助する大役を大石に与えられていた。四十六士の十七回忌法要に参列すべく京都へ向かう道すがら、吉右衛門は我が目を疑う。討ち入りの前日、逃亡したかつての友、瀬尾孫左衛門の姿を見かけたのだ。主君内蔵助への忠義の為に喜んで死ぬと誓い合った友が何故?それは16年経った今も解けない謎だったが、実は孫左衛門にもある使命が与えられていた。そこには大石内蔵助の隠し子、可音の存在があった—

忠義という名の気高く美しい愛が時代を超えて人々の心を打ち、様々な形で今も語り継がれている史実<忠臣蔵>。大石内蔵助以下、赤穂浪士四十七士の討ち入り、切腹というクライマックスは本当の結末ではなかった—『ラストサムライ』『硫黄島からの手紙』のワーナー・ブラザースが、今度は日本人の目で、日本の魂そのものだといわれる史実に真っ向から挑む。主演の孫左衛門に役所広司、吉右衛門には佐藤浩市といった日本映画界を担う2大演技派俳優の競演が実現。また大石の隠し子・可音には今最も注目される若手清純派女優、桜庭ななみ。また、大石内蔵助には歌舞伎界の重鎮、片岡仁左衛門が扮している。監督には国民的人気ドラマシリーズ「北の国から」の杉田成道、原作は池宮彰一郎の同名小説となっており、誰もが知っている<忠臣蔵>の誰も知らない<本当の結末>、そして世代を超えて語るべき本物の感動を贈る。   

ストーリー

世の中を騒がせた赤穂浪士の討ち入りから16年。

大石内蔵助以下四十七士全員が切腹し、事件はとっくに終わったと思われていた。しかし、一人だけ死ぬことを許されず、密かにそして懸命に生き抜いた男がいる。寺坂吉右衛門(佐藤浩市)、真実を後世に伝え、討ち入り浪士の遺族を捜し出して援助するという大役を、大石内蔵助に与えられた。とうとう最後の遺族を捜し当てた吉右衛門は、四十六士の十七回忌法要に参列すべく、京都へと向かった。
京への道すがら、吉右衛門は我が目を疑った。片時も忘れたことのない、かつての友の姿を見かけたのだ。瀬尾孫左衛門(役所広司)、討ち入りの前日、逃亡した男だ。若くして妻を失い、子もなく、主君内蔵助への忠義のために喜んで死ぬと誓いあった友がなぜ?それは、16年後の今も解けない謎だった。
実は、孫左衛門にもある使命が与えれていた。身分を隠し、骨董の売買で暮らしを立てている彼が、命を捧げる決意を燃やす使命とは?
そこには、大石内蔵助の隠し子、可音(桜庭ななみ)の存在があった—。

スタッフ

監督:杉田成道
脚本:田中陽造
原作:「最後の忠臣蔵」池宮彰一郎(角川文庫刊)
音楽:加古隆
撮影:長沼六男
美術監修:西岡善信
美術:原田哲男 
照明:宮西孝明
録音:中路豊隆
編集:長田千鶴子
衣裳デザイナー:黒澤和子
殺陣:宇仁貫三
監督補:小笠原佳文 
企画:鍋島壽夫
製作プロダクション:角川映画
製作協力:松竹京都撮影所
製作:「最後の忠臣蔵」製作委員会
配給:ワーナー・ブラザーズ映画

キャスト

役所広司:瀬尾左孫衛門
佐藤浩市:寺坂吉右衛門
安田成美:ゆう
笈田ヨシ:茶屋四郎次郎
山本耕史:茶屋修一郎
伊武雅刀:進藤長保

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