フローズン・リバー
原題:Frozen River
勢いが止まらない!! 新人監督なのに世界の映画祭で29回受賞16回ノミネート
2008年/アメリカ/カラー/87分/ 提供:シネマライズ 配給:アステア
2010年12月10日よりDVDリリース 2010年1月30日、シネマライズにてロードショー
公開初日 2010/01/30
配給会社名 0820
解説
08年サンダンス映画祭にてグランプリを受賞。審査員を務めた、クエンティン・タランティーノを絶賛させた『フローズン・リバー』がいよいよ、2010年お正月第二弾に、日本で公開する事になった!
この作品はサンダンス映画祭グランプリで話題を呼んだ後、一躍世界の映画界で注目され、なんと各国様々な映画祭に立て続けに出品。あれよあれよと受賞がいまだ止まらず、現在の所29個の賞を受賞。16回もノミネートされている。今年09年に行われたアカデミー賞では、並居る巨匠の作品や、有名俳優を押しのけて、主演女優賞&脚本賞にノミネートされたことでも有名となった作品である。
しかもなんと、監督のコートニー・ハントはこの作品が長編デビュー。主演女優、メリッサ・レオはベテラン女優だが、名前を聞いてピンと来る人は少ないはず。そんな、無名の監督と女優の作品がここまでの賞レースに絡むのも、珍しい事。
ストーリー
現代の米国が直面する社会問題を背景に、家族のため必死に生きる二人の母親の壮絶なドラマ!
新居購入のために貯めていた大金をギャンブル依存症の夫に持ち逃げされ、2人の子供を抱えて途方に暮れる白人女性レイ(メリッサ・レオ)。片や、愛する夫に先立たれ、義理の母に奪われた赤ん坊をいつの日か引き取ることを夢見ながら生きるモホーク族のライラ(ミスティ・アップハム)。—ふとしたきっかけで知り合った2人は、それぞれの切羽つまった“ギリギリ”の状況を切り抜けるために、はからずも共犯関係に手を染めていく。2人が一緒に始めた仕事とは、真冬の氷点下の寒さで表面が凍ったセント・ローレンス川を車で渡り、カナダとの国境を越え、アジアからの不法移民をアメリカへ密入国させるというもの。稼ぎは最高にいいが、先住民居留地の外で警察に見つかれば即刑務所入りの“危ないアルバイト”だ。人種も生活環境も異なるレイとライラは、初めのうちはいがみ合いながらも、しだいに互いへの警戒心を解き、少しずつ信頼関係を築きはじめていく。だが、一方で、2人の先には数々の困難やトラブルが待ち受ける。やがて、取り返しのつかない最悪の事態へ追い込まれてしまったとき、2人は「究極の決断」を迫られることになるが……。
スタッフ
監督・脚本:コートニー・ハント
キャスト
メリッサ・レオ
ミスティ・アップハム
チャーリー・マクダーモット
マイケル・オキーフ
マーク・ブーン・ジュニア
LINK
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