オードリー
ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2011公式出品 第33回ぴあフィルムフェスティバルPFFアワード2011入選 田辺弁慶映画祭2011東京国際映画祭チェアマン特別奨励賞受賞
2010年/ビデオ/67分/カラー 配給:キュリオスコープ
2012年09月21日よりDVDリリース 2012年9月1日(土)より名古屋シネマテークにて公開 2012年6月9日(土)より新宿K'sCinema、小田原コロナシネマワールドにて二作品同時公開
ⓒSTROBO RUSH
公開初日 2012/09/01
配給会社名 1293
解説
見慣れているはずの教室の風景が、いつもと違う顔を見せる文化祭。
クラスメイトの知らなかった一面を見たり、真夜中の学校に居残って準備をしたり。
どことなくドキマギしてしまう季節に、親友が自分と同じ人を好きだと知ってしまったら…
「オードリー」は、そんな文化祭までの期間限定の恋のお話です。
主演は「はい!もしもし、大塚薬局ですが」に続き勝又悠監督と再びタッグを組む、笠原美香。
バラエティーや映画など幅広く活躍中の彼女は、撮影当時、役の設定と同じ高校3年生でした。
恋と友情に揺れ動く18歳の主人公・優子を等身大で瑞々しく演じています。
優子の友人役で、恋のライバルとも言える絵里を演じるのは、「パークアンドラブホテル」「冷たい熱帯魚」などで若手女優としてその演技力を高く評価されている梶原ひかり。
今作でも圧倒的な存在感を魅せつけています。
そして、優子の恋の相手役にはオーディションにて発掘された新人の暮浩平、優子の仲良しグループでお姉さん的存在である志保役には今作が映画初出演の小田島渚と、フレッシュな役者陣がそろいました。
監督は前作「はい!もしもし、大塚薬局ですが」で国内外から評価され、劇場公開デビューした勝又悠。10代の女子を描くことにこだわり続け、手持ちカメラやアドリブを多様した独特の手法で、女子高生のなんてことない日常をカラフルに切り取る勝又ワールドは全開。
文化祭、フォークダンス、毎日一緒に居てもお喋りの尽きない友達、なぜか口うるさく感じてしまう先生や両親、、横目で追ってしまうクラスメイト。
それだけがすべてだった日々。
それこそがすべてだった日々。
高校生の日常を彩るものは、今も昔も変わりません。
普遍的な高校生の世界に監督の個性をちりばめた今作は、監督の作品ファンならずとも胸をつかまれる一本です。
早く今を抜け出して大人になりたいと思いながら過ごしたはずのあの頃が、時を経ていちばんキラキラしていたと気づいた大人にとって、何より切なくて愛しい映画となるに違いありません。
ストーリー
わかってるなりの想い方
大森優子は郊外に住む18歳。
文化祭を目前に控えた高校3年の秋。
同じクラスの石塚絵里と小浜志保の仲良しグループで過ごすことが楽しい毎日。
優子は親友の二人にも打ち明けていない、密かな片思いをしていた。
相手は同じクラスの遠山健太。
しかし、予想外の展開が起こる。
絵里が遠山のことを気になると言い出したのだ。
さらには数日後の文化祭で告白するとまで言う。
内心気が気ではないが、口では絵里の恋を応援すると言ってしまう優子。
そんなある日、絵里からとんでもない頼みごとを持ちかけられた。
「文化祭までの間、遠山と付き合って、彼の好みをリサーチして!」
絵里と志保に押し切られ、優子は思いもよらぬ形で遠山と付き合うことになる。
期間限定の恋が始まった。
スタッフ
脚本・監督:勝又悠
プロデューサー:河島嘉仁
撮影:勝又悠
照明:高橋亮
録音:今野斉
助監督:副島正寛・村山裕典
スチール:福田晃弘
美術:横山仁・佐々木啓
ヘアメイク:大原佐智・中村未希・寺沢ルミ
制作進行:仲戸川みのり、後藤謙太、原田拓明、渡辺麗子
撮影協力:(財)グリーンふるさと振興機構、旧江戸崎西高校、いばらきフィルムコミッション
衣装協力:SPOOKY
プロダクション協力:office48、エムズファクトリー、フェザーインターナショナル、one to one Agency、
T1project、マルパソ事務所
製作:STROBO RUSH
キャスト
笠原美香
梶原ひかり
暮浩平
小田島渚
水野祐樹
上村公臣代
真砂豪
葛上昇悟
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