行旅死亡人
第33回モントリオール世界映画祭正式招待!!
2009年/デジタル/カラー/106分 配給:マジックアワー
2009年11月7日よりシネマート新宿にてロードショー
公開初日 2009/11/07
配給会社名 0651
解説
—なぜ女は別の名前を名乗らねばならなかったのか。
もしも自分の知らないところで、自分になりすまして生活している人間がいたら?
もしも恋人や友人、親しい同僚が、本当は全然別の名前の人間だったとしたら?
この映画は、主人公ミサキが、自分の名前を騙った謎の女の正体とその人生に迫っていく衝撃の真相究明映画である。
2007年、東京・高田馬場に校舎を構える日本ジャーナリスト専門学校が、
初の長編映画製作を企画し、同校で講師を務める映画作家:井土紀州に監督を要請、本作が動き出した。
「ラザロ」(2007)、「LEFT ALONE」(2002)など、話題作・問題作を井土監督とともに製作し続けてきたスピリチュアル・ムービーズが全面参加、日本ジャーナリスト専門学校とタッグを組んで、本作は誕生した。
ストーリー
滝川ミサキは、ノンフィクション作家を目指し地道に執筆を続ける24歳。
けれど、なかなかこれといったモノが書けず、スーパーでアルバイトする毎日を送っていた。
そんなある日の朝、一本の電話がかかってくる。
「滝川ミサキさんが急病で倒れ、病院に搬送されました」
「私が滝川ミサキですが・・・」訳が分からずミサキは言葉に詰まる。
やがてミサキは、住民票を使って自分になりすましていた女がいたことを知る。
その日の仕事帰り、名前を騙った女の顔を見るべく
ミサキは同僚のアスカを連れて、入院先の病院を訪れた。
病室に入ると、女は昏睡状態のままベッドに横たわっていた。
女の顔を覗き込むミサキ。
すると、ミサキが目にしたのは意外な人物だった。
前に勤めていた出版社の先輩:吉村靖子だったのだ。
「靖子さん!」
しかし数日後、吉村靖子という人物も、別に存在していたことを知る。
「あなた、本当は誰なの!」
ミサキの問いに答えることなく、やがて女は息を引き取った。
そしてミサキは決意する。
彼女の本当の名前と、なぜ他人になりすまさなければならなかったのか・・・
きっと突き止める!
ミサキの真相究明が始まった。 それはやがて、女の壮絶な人生と交錯していくことに・・・
スタッフ
企画:上野 昂志、柳沢 均
プロデューサー:沼口 直人、吉岡 文平
監督・脚本:井土 紀州
撮影・照明:伊藤 学
録音:小林 徹哉
音楽:安川 午朗
メイク:片桐 愛未、鈴木 彩
撮影助手:高橋 和博、俵 謙太
照明助手:成冨 佳代、吉川 慎太郎
録音助手:近藤 崇生
メイク助手:増田 加奈
装飾:坂本 千斗、後藤 陶子、瀧口 修平
記録;久保田 貴子
助監督;宮田 耕嗣、川崎 龍太
制作担当:桑原 広考、吉川 正文
長野ロケ協力:宇野 昭
製作協力;スピリチュアル・ムービーズ
配給協力:マジックアワー
宣伝協力:『行旅死亡人』上映委員会
製作:日本ジャーナリスト専門学校
キャスト
滝川ミサキ(役):藤堂 海
丸山アスカ:阿久沢 麗加
韮崎耕平:たなか がん
坂上:小田 篤
神永史郎:本村 聡
柏木美奈子:長宗我部 陽子
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