2009年/日本/カラー/118分/ 配給:ビターズエンド

2010年12月4日、シネスイッチ銀座、テアトル新宿にてロードショー

©『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』製作委員会

公開初日 2010/12/04

配給会社名 0071

解説


本作はアルコール依存症になったひとりの男と、それを支え続けた家族たちの日々を丁寧に描いた感動作です。
男が、肉体的にもそして精神的にも “酔い”からさめた時に、帰るべき本当の“うち”として、家族という心の居場所を見つけるまでの道のりを、まっすぐな眼差しで描きます。

鴨志田穣氏をモチーフとした主人公・塚原安行役に浅野忠信、安行の元妻・園田由紀役に永作博美を迎え、まさに日本における実力派のトップ男優と女優による夢の初共演が実現しました。このふたりを迎えられたことを、東監督は「監督と
して最高に幸せ」と語っています。
またアルコール依存症になり、2007年にがんで亡くなるまで鴨志田氏を支え続けた、人気漫画家で元妻の西原理恵子氏が、劇中で由紀が描くイラストを提供、また本人も入院患者の役でゲスト出演しています。

ストーリー







塚原安行は「戦場カメラマン」として、世界中を駆けまわってきた。
帰国後、人気漫画家の園田由紀と結婚し、ふたりの子どもも生まれるが、やがてアルコール依存症となり、酒の上での暴力が原因で妻と離婚する。
なかなか断酒できず、体も心も蝕まれ精神病棟に入院した安行は、そこで不思議な安堵感を覚える。その後移った「アルコール病棟」でも、主治医やさまざまな患者たちと触れ合い、次第に体調も回復し、穏やかな日々を過ごす。そして、元妻の由紀も、忙しい仕事の合い間を縫ってお弁当を持って子どもたちと見舞いに訪れるなど、懸命に安行を支えるのだが…。

スタッフ

監督:東陽一
製作:山上徹二郎、大和田廣樹、定井勇二、大島満
プロデューサー:渡辺栄二
アソシエイトプロデューサー:茶ノ前香、谷本奈津美
企画:山上徹二郎
原作:鴨志田穣
『酔いがさめたら、うちに帰ろう。』(スターツ出版刊)
脚本:東陽一
撮影:釘宮慎治
美術:磯見俊裕
衣装:宮本まさ江
編集:東陽一
音響効果:中村佳央
主題歌:忌野清志郎
『誇り高く生きよう』
ヘアメイク:小沼みどり
照明:舘野秀樹
装飾:松尾文子
録音:小川武
助監督:岡秀樹
キャスティングプロデューサー:城戸史朗
劇中イラスト:西原理恵子

キャスト

浅野忠信
永作博美
市川実日子
利重剛
藤岡洋介
森くれあ
高田聖子
柊瑠美
甲本雅裕
渡辺真起子
堀部圭亮
西尾まり
大久保鷹
滝藤賢一
志賀廣太郎
北見敏之
螢雪次朗
光石研
香山美子
西原理恵子

LINK

□公式サイト
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す