第23回東京国際映画祭・特別招待作品

2010年/日本/カラー/??分/ 配給:東北新社/ゴー・シネマ

2010年10月30日(土)新宿バルト9ほかにて全国3Dロードショー

(C)2010雨宮慶太/東北新社

公開初日 2010/10/30

配給会社名 0051/0943

解説


2005年10月よりテレビ東京系列で放送された『牙狼<GARO>』。深夜枠にも関わらず破格の予算が投入され、テレビシリーズとは思えないアクションシーンとスタイリッシュな映像を演出するVFXにより“ハイパーミッドナイトアクション”の名に恥じぬクォリティを維持。また恐ろしいマスクのヒーローが人間の欲望に取り付き生命を喰らう魔獣と対決する構図、エゴや孤独な心などにつけこまれ魔獣化してしまう人間に有名俳優を起用し、バラエティに富んだ構成、且つリアルに描かれる心情。さらに原作者で総監督の雨宮慶太による筆文字を随所に取り入れた独特な世界観等、大人たちを十分に魅了するダークヒーローの存在は視聴者を釘付けにした。放送開始直後から主にクチコミで評判が広がって行き、イベントのチケットが約2分間で完売する程の人気作品へと成長していった。
テレビシリーズの好評、またDVDの好セールスを受け、2006年12月には『牙狼<GARO>スペシャル〜白夜の魔獣〜前後編』がファミリー劇場にて放送。
さらに、2008年には本作のパチンコ遊技台『CR牙狼XX』が登場。これまでの映像に加え、パチンコ新規映像をオリジナルスタッフが制作する事でクォリティを保った結果、大ヒットを飛ばした事は記憶に新しい。発売開始から1年以上が経過した現在も稼働中なのは異例中の異例で、パチンコから逆輸入の型で映像作品に触れた人も数多く、新たなファン層が開拓された。
テレビからスタートし、小説、パチンコ遊戯台とメディアミックスを続けてきた本作が、満を持して劇場版として登場。しかも、VFXの評価の高いオムニバスジャパンによる最新の技術を導入した全編3D映画としてお目見えする。
監督は原作者であり『ゼイラム』でその名を世に馳せた、トップクリエイター雨宮慶太。また、ハリウッド仕込みのテクニックを持つ横山誠がアクション監督を務める。他、これまで本作に関わってきたスタッフも再結集し、世界観を損なうこと無く、新たな『牙狼<GARO>』を構築している。

ストーリー


太古より人間の邪心に憑依し、その生命を喰らい続ける魔獣ホラー。
しかし闇に忍び、魔獣を狩る使命を帯びた者達がいた。それが魔戒騎士、魔戒法師である。
ある日、最凶の魔獣・使徒ホラ−7体が復活、人間界へ降臨した。
魔戒騎士を統括する番犬所から指令を受けた冴島鋼牙は、管轄を越え“使徒ホラー”殲滅の旅に出る事となった。数日後、ホラーの気配を追って港町に辿り着いた鋼牙は、そこを管轄する魔戒法師のアカザ、その弟子のシグト、そして烈花と出会う。強大な敵に対し4人の協力が必至と思われたが、何故か烈花は「そのホラーは俺が倒す」と言い残し立ち去ってしまう…。

スタッフ

原作・監督:雨宮慶太
エグゼクティヴ・プロデーサー:二宮清隆
脚本:江良至、雨宮慶太
設定:田口 恵
アクション監督:横山 誠
特別協力:サンセイアールアンドディ
技術協力:オムニバス・ジャパン
製作・制作:東北新社
配給:東北新社/ゴー・シネマ

キャスト

小西遼生
松山メアリ
斎藤洋介
倉貫匡弘
笠原紳司
江口ヒロミ
原紗央莉
時東ぁみ
影山ヒロノブ(声の出演)

津田寛治
中尾 彬

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