2009年/日本/85分 配給:ヤングトゥリーフィルムズ

2009年10月24日よりシネマート六本木にてロードショー

公開初日 2009/10/24

配給会社名 1090

解説

写真家/映画監督・若木信吾が3年間追いかけた音楽ドキュメンタリー、ついに公開!

まっすぐで心地いい。 台湾の空に鳴り響く、大地の音楽!

台湾には今も「原住民」と呼ばれる人々が暮らしている。政府に認定されているだけでも14の部族が存在し、古くから伝わる文化や風習を大切に守り続けている。しかし近年、集落では仕事を見つけることが難しく、若者は都会へと移り住んでいる。TOTEM(トーテム)は、そんな若者たちが様々な部族から集まり、2002年に首都台北で結成された。そのサウンドはロックやヒップホップあるいはボサノヴァなどを基調としながらも、彼ら自身のルーツを強く感じさせるミクスチャー・ミュージックだ。彼らは着実にファンを増やすいるが、一方で都会のスピードに慣れることができず、台北での生活は仕事のためだけと割り切っている。メンバー誰もがいつか故郷へ帰ることを夢見ながら、都会への戸惑いの中で生活している。

シカゴ国際映画祭で初監督作品の『星影のワルツ』がノミネートされ海外からも高い評価を得た若木が、次なる題材として選んだのが、台湾原住民族出身の若きミュージシャン達の姿だった。雑誌の取材で訪れた台湾で、トーテムというバンドに出会い、彼らの故郷を思いながら曲を作り、歌う姿に魅了された若木は、自らの思いと重ね合わせ、幾度となく台湾に渡り彼らを追いかけた。写真家としての眼差しが台湾の美しい原風景をも映し出す、初の全編ドキュメンタリー映画である。

ストーリー

スタッフ

監督・撮影・編集:若木信吾

キャスト

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