最愛の息子が、殺された。

「決して怒りの感情を持ってはならない」
幼い頃から守り続けた父の教えが破られたとき

怒りに我を失った男の身体からは黒いオイルと蒸気が噴出し、
筋肉は【鋼鉄の銃器】へと変貌する—

第66回ヴェネチア国際映画祭コンペティション部門正式出品

2009年/日本/71分/全篇英語/日本語字幕/カラー/ヨーロピアン・ヴィスタ/ドルビーデジタル
配給:アスミック・エース

2010年11月04日よりDVDリリース
2010年5月22日より全国にて公開

(C)TETSUO GROUP 2009

公開初日 2010/05/22

配給会社名 0007

解説


世界的代表作『鉄男』から20年−。かつてハリウッドでも企画開発され、クエンティン・タランティーノも製作に名乗りをあげた“幻のプロジェクト”が、遂に誕生した!停滞する日本映画の枠を突き破り、鬼才塚本晋也が全世界へと撃ち放つ、渾身かつ待望の21世紀ヴィジュアル・ショック!

2010年、新たな塚本晋也伝説の幕が開く。続編でもリメイクでもない新たなる“鉄男”が世界を撃ち抜く!

■伝説の幕開け
1989年、諸外国に衝撃を与え、日本映画の流れを大きく変える伝説の傑作が誕生した。『鉄男』だ。後に各国映画界から天才と称されることになる塚本晋也が、弱冠29歳にして<製作・監督・脚本・美術・撮影・照明・編集・特撮・出演>の一人9役をこなし、一年半がかりで創り上げた『鉄男』は、瞬く間に日本のみならず全世界を席巻。連日動員120%超という記録的なヒットとなった東京/中野でのロードショーを皮切りに全国のファンを掌握。勢いそのままに海外へと飛び出すと、ローマでのグランプリ獲得をはじめ20箇所以上の海外映画祭での招待上映、ロンドンやNYほか、全米各地でのロードショー公開と国内以上の評価を集め、『鉄男』は日本映画界が世界に誇る傑作へと昇華した。クエンティン・タランティーノ、ダーレン・アノロフスキー、ジェームズ・ワン&リー・ワネル(「ソウ」)、ギャスパー・ノエ、そしてマーティン・スコセッシ…。世界の名だたる映像作家がその影響を公言してはばからない、金属が肉体を侵食する暴力と官能のニューワールドは、現在に至るまでそのファンを魅了し続けている。

■新プロジェクトが“全世界”を駆け巡った
2009年
それから20年−。新たな「鉄男」の誕生という、世界中から望まれ続け、クエンティン・タランティーノも製作に名乗りを上げたほどの”伝説のプロジェクト”が、塚本晋也自身の手によって遂に動き出した。大都市・東京を舞台に、男の身体が怒りで【鋼鉄の銃器】へと化すモチーフを継承しながらも、続編でもリメイクでもない、まったく新たな挑戦となる映画、『鉄男 THE BULLET MAN』が遂に誕生する。

そして2009年、塚本監督は『鉄男 THE BULLET MAN』をひっさげ、全世界を駆け巡る。

◆米・サンディエゴ/「Comic-Con(コミコン)2009」にて製作発表会見
2009年7月、カリフォルニア州サンディエゴにて”全世界同時”製作発表会見。かつてジョージ・ルーカスが『スターウォーズ』を公開1年も前に初オフィシャル上映を行った世界最大のコミック&ポップカルチャーの祭典「Comic-Con(コミコン)2009」で、極秘裏に進められていた”21世紀版鉄男”の製作を発表した。『アバター』をひっさげたジェームズ・キャメロン、テリー・ギリアム、ピーター・ジャクソン、そして宮崎駿などが集うなか、会見1時間前から200名が並び、会場キャパは即座に満員という盛況をみせ、会見後には塚本晋也が全米から集ったファンからのサイン攻めにあう光景もみられた。

◆伊・ヴェネチア/第66回ヴェネチア国際映画祭
にてワールド・プレミア開催
2ヶ月後の9月、第66回ヴェネチア国際映画祭にて、日本映画唯一のコンペティション部門・正式出品を果たす。ワールド・プレミアとして開催されたメイン会場でのレッドカーペット&正式上映では、審査委員長アン・リーも来場、深夜上映にも関わらず会場はイタリアの熱狂的な塚本ファンでほぼ満席に。上映後のスタンディングオベーションは5分間鳴り止まないという熱狂ぶりをみせた。

◆西・バルセロナ/第42回シッチェス・カタロニア
国際映画祭にて名誉賞を受賞 
ワールド・プレミアの興奮も覚めぬまま、翌10月、スペインのファンタジー・SFジャンル映画を専門とする世界最高のフェスティバル、第42回シッチェス・カタロニア国際映画祭にて名誉賞を受賞。

これは本映画祭において最も先鋭的な監督に敬意を捧げる事を目的とした賞。これまでサム・ライミ、クエンティン・タランティーノ、クローネンバーグ、ギレルモ・デル・トロといった面々が受賞しており、塚本監督はそれに続く栄誉に輝いた。

■そして2010年、日本への逆上陸で
高まる期待
『スターウォーズ』、『アバター』という映画界の歴史に輝く作品と同列のスタートを切った全世界同時製作発表。
かつて黒澤明、宮崎駿がその名を世界に知らしめた舞台、ヴェネチア国際映画祭でのワールド・プレミア開催。
ファンタジー・SFジャンルとして最高の栄誉を受賞したシッチェス・カタロニア国際映画祭。
そして2010年5月−。『鉄男 THE BULLET MAN』が世界中を興奮させ、期待を煽りまくって遂に日本凱旋!!「人々の脳天に目の醒めるような一撃を放つ」
塚本晋也のその言葉どおり、
停滞する日本映画の枠を突き破り、全世界へと撃ち放つ渾身かつ待望の21世紀ヴィジュアル・ショックムービーが、現代社会を生きる私達の前に爆圧的体感映画としてその姿をあらわす!

ストーリー






高層ビルが立ち並ぶ都市・東京。
外資系企業のサラリーマンとして働くアメリカ人のアンソニーが、日本人の妻ゆり子、3歳の息子トムと送っていた幸せな生活は、ある日突然一変する。
最愛の息子が、謎の男に殺された。
なぜ息子は殺されたのか?絶望の中、その理由を追う内に、アンソニーは解剖学者だった父ライドが関与していたある計画“鉄男プロジェクト”へとたどり着く。
そして、明らかにされていく家族の真実。「決して怒りの感情を持ってはならない」という父の教えを破り、怒りに我を失ったアンソニーの体から、
蒸気と黒いオイルが噴出し、筋肉は“鋼鉄の銃器”へと変貌する。
息子を殺した男の狙いは?
アンソニーの体に隠された過去とは?
両親が関わっていた“鉄男プロジェクト”の真実とは?

あらゆる謎が交錯するとき、都市・東京を飲み込む巨大なエネルギーの噴射が始まる。
鋼鉄と化した心を溶かすのは、愛か、憎しみか−

スタッフ

監督・脚本・原作・撮影・美術・照明:塚本晋也
プロデューサー:川原伸一、谷島正之
脚本:塚本晋也、黒木久勝
音楽:石川忠
制作プロダクション:海獣シアター
配給:アスミック・エース

キャスト

エリック・ボシック
桃生亜希子
中村優子
ステファン・サラザン
塚本晋也

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