原題:The Man From London

伝説的映画『ヴェルクマイスター・ハーモニー』の鬼才タル・ベーラ監督   × 20世紀を代表する推理小説家ジョルジュ・シムノン原作

第60回 カンヌ国際映画祭コンペティション部門 正式出品

2007年/ハンガリー=ドイツ=フランス/138分/ヨーロピアンビスタ/ドルビーデジタル 後援:駐日ハンガリー共和国大使館、ハンガリー政府観光局 配給:ビターズ・エンド

2010年07月24日よりDVDリリース 2009年12月12日、シアター・イメージフォーラム 他全国順次ロードショー!

公開初日 2009/12/12

配給会社名 0071

解説


7時間半にも及ぶ驚嘆の傑作「サタンタンゴ」、熱狂的なファンを持つ伝説的映画『ヴェルクマイスター・ハーモニー』でその名を世に轟かすハンガリーの鬼才タル・ベーラ監督。ガス・ヴァン・サント、ジム・ジャームッシュが影響を受けたと公言し、ブラッド・ピットが心酔している“映像の魔術師“ タル・ベーラ監督による、7年ぶり待望の最新作『倫敦(ロンドン)から来た男』

ストーリー




–研ぎ澄まされたモノクローム映像で綴る孤高のノワール・サスペンス–

果てることない海のそば。鉄道員のマロワンは、毎晩「ガラスの檻」のようなコントロール・ルームから、漆黒の港と駅を見下ろしている。
ある夜、偶然にも殺人を目撃し、マロワンの運命が大きく歪んでゆく……。
原作者は「メグレ警視」シリーズの文豪ジョルジュ・シムノン。
彼の隠れた名作「倫敦から来た男」を、タル・ベーラは独自のカメラワークと長回しで、
丁寧に鋭く映しだし、見事に“観る文学作品”へと昇華させている。
また、モノクロームの幻想的な異世界へと、ゆっくりと観る者をいざなうのは、オスカー女優ティルダ・スウィントンを筆頭に退廃的な美しさを漂わせる女たちと、ハンガリーやチェコで活躍するベテラン俳優が演じる風変わりな男たち。
張りつめた緊張感と、優雅な時の流れが共存する、孤高のノワール・サスペンスは、タル・ベーラの新たなる伝説となる。

スタッフ

監督:タル・ベーラ(『ヴェルクマイスター・ハーモニー』)
原作:ジョルジュ・シムノン(「メグレ警視」シリーズ) 
共同監督・編集:アニエス・フラニツキ
脚本:クラスナホルカイ・ラースロー、タル・ベーラ
撮影:フレッド・ケレメン
音楽:ヴィーグ・ミハーイ 

キャスト

ミロスラヴ・クロボット
ティルダ・スウィントン
エリカ・ボーク

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