原題:Appaloosa

2008年10月8日全米公開

2008年/アメリカ/カラー/115分/ 配給:ワーナー・ブラザース映画

2009年06月24日よりDVDリリース

解説

ヴィゴ・モーテンセン、エド・ハリス、レニー・ゼルウィガー、そしてジェレミー・アイアンズが出演した本格派ウェスタン作品。アメリカでは、14館限定で公開されましたが、好評だったため、公開3週目に1,000館以上で拡大公開され、5位にランクインしました。豪華キャスト出演作でありながら、惜しくも日本では劇場未公開となっていた本作が、遂にDVDで登場します。
原作は、30年以上に渡り、ハードボイルド作品を生み出し続けてきたロバート・B・パーカーの同名小説『アパルーサの決闘』。ガンファイトや荒野でのアクションなどウェスタン作品の醍醐味が味わえる一方で、保安官が街を治めた時代の終わりの物寂しさが描かれた秀作です。
主演のみならず、監督、脚本も務めるエド・ハリスは、『ヒストリー・オブ・バイオレンス』で殺し合いを演じた敵役のヴィゴ・モーテンセンの才能に惹かれ、自ら出演をオファーし、共演が実現しました。本作では保安官とその助手という相棒役を演じています。2人の友情を脅かす、レニー・ゼルウィガー演じる妖しげな美女やジェレミー・アイアンズ演じる不敵な悪役などが物語に彩りを添えています。また、『ロード・オブ・ザ・リング』や『アラトリステ』で、コスチューム・プレイが光ったヴィゴ・モーテンセンが、ウェスタンルックに身を包んで演じている様が見られるのも魅力の1つです。
ブラッド・ピット主演の『ジェシー・ジェームズの暗殺』(2008)や、『ヤッターマン』が好調の三池崇史監督の『スキヤキ・ウェスタン・ジャンゴ』(2007)など近年話題作が続いているウェスタン作品に、新たな1作が加わります。

ストーリー

保安官ヴァージル・コールと相棒のエヴェレット・ヒッチ。二人の仕事は素早く銃を抜き、敵を撃ち、弾倉を空にしたら即座に弾を込め直すこと。情けは無用。感情を交えれば死を招く。
新たに町に着任したコールとヒッチ。目的は人殺しランドール・ブラッグに正義の裁きを下すこと。そんな彼らの許に、ある日謎の女が現れる。その女が持っていたのは、わずか1ドルの金としたたかな心。彼女との出会いが男の鋼鉄の心を狂わせ、そしてアパルーサという名の町に血が流される。

スタッフ

監督:エド・ハリス
製作:エド・ハリス、ロバート・ノット、ジンジャー・スレッジ
製作総指揮:マイケル・ロンドン、トビー・エメリッヒ、サム・ブラウン、コッティ・チャブ
原作:ロバート・B・パーカー
『アパルーサの決闘』(早川書房刊)
脚本:ロバート・ノット、エド・ハリス
撮影:ディーン・セムラー
プロダクションデザイン:ワルデマー・カリノウスキー
衣装デザイン:デヴィッド・ロビンソン
編集:キャスリン・ヒモフ
音楽:ジェフ・ビール

キャスト

ヴィゴ・モーテンセン
エド・ハリス
レネー・ゼルウィガー
ジェレミー・アイアンズ
ティモシー・スポール
ランス・ヘンリクセン
トム・バウアー
ジェームズ・ギャモン
アリアドナ・ヒル
ガブリエル・マランツ

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