原題:RAISE THE CASTLE!

サンフェルナンドバレー国際映画祭・最優秀外国語映画賞

2005年/日本/カラー/59分/

解説

素朴な田舎町、益荒男市(ますらおし)に歴史民俗資料館がオープンした日、何者かによって展示品が盗まれます。犯人は市役所の職員・ 石崎と二人のホームレス。3人はどうやら戦国武将の霊にとりつかれて甲冑やしゃちほこを盗んだようなのです。翌日、事件に興味を持った歴史学者の大岩手教授が、犯人達 に会いに行きます。しかし、武者になりきった3人組は、まるで 戦国絵巻から抜け出たよう。その光景に感動した教授はそのまま家老として仕えることになり、帰って来なくなります。益荒男市の市民が公園に集められ、そこで3人の武者は、ここに 城を築くと宣言します。気のいい益荒男市の人々はそれを祭と思いこんで城作りを手伝い始めます。これに困ったのは市役所側。市の職員が 「殿」として市民をあおり、しかも巨大な城が公園を占拠しようとしています。何としても阻止したい市長は奇策を講じ、時代劇には時代劇で対抗しようと石崎の先輩であるよし江を「姫」として送り込むことにしますが・・・。

ストーリー

スタッフ

監督:古波津陽

キャスト

今里真
西丸優子
三田村周三
古屋治男
成瀬功
築出静夫
大森ヒロシ
園田弘子
岡崎智浩
佐山泰三

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