原題:I COME WITH THE RAIN

男たちの運命は、 美しく、そして切ない…

2009年/フランス/カラー/114分/ 配給:ギャガ・コミュニケーションズ

2010年01月13日よりDVDリリース 2009年6月6日よりTOHOシネマズ 六本木ヒルズほか全国にて公開

© Lam Duc Hien, Photographer

公開初日 2009/06/06

配給会社名 0025

解説


木村拓哉演じるは、謎の男シタオ。人の痛みを自らの肉体に引き受けるという、不思議な力を持つ。
イ・ビョンホン演じるは、ス・ドンポ。香港マフィアのボス。冷酷残忍でありながら、たった一人の女リリを溺愛する。   

監督・脚本:トラン・アン・ユン
 初監督作『青いパパイヤの香り』(93)でカンヌ国際映画祭新人賞を、2作目の『シクロ』(95)ではヴェネチア映画祭グランプリを受賞。色気と質感のある独特な映像世界を創り上げる俊才。次回作は、あの村上春樹の大ベストセラーの映画化『ノルウェイの森』。

音楽はRADIOHEAD(レディオヘッド)。現在の音楽シーンにおいて最も創造的なグループとして、世界中から圧倒的な支持を受けている英ロックバンド。
LA、フィリピン、香港の3カ国をまたぐ壮大なストーリー

ストーリー

ある男が、失踪した。手がかりは、名前と年齢、数枚の写真だけだった。
彼の名はシタオ(木村拓哉)。他人の痛みを、身代わりとなって引き受けるという、不思議な力を持つ。彼の父の依頼により、元刑事の探偵クライン(ジョシュ・ハートネット)は、シタオ捜索の旅に出る。彼の足跡を辿ってLAから フィリピン、そして香港へとたどり着くクライン。そこで刑事時代の仲間メン・ジー(ショーン・ユー)と共に突き止めたのは、シタオがリリ(トラン・ヌー・イェン・ケー)という女性と一緒にいるということ、そして、リリを溺愛し、追い求め続ける香港マフィアのボス、ス・ドンポ(イ・ビョンホン)もまた、シタオを探しているということであった。

香港マフィアと警察の抗争、壮絶な逃走劇に巻き込まれながら捜索を続けるクラインは、遂にシタオとの対面を果たす。しかしそのとき彼の目に映ったシタオは、全身に致命的な傷を負い、身動きすら取れない姿であった。そしてその痛みを代弁するかのように、やさしい雨が降り始めた・・・。

スタッフ

監督:トラン・アン・ユン
製作:フェルナンド・サリシン、ジャン・カゼ、ジョン・キリク
製作総指揮:サイモン・フォーセット、アルバロ・ロンゴリア、ジュリー・ルブロキー
脚本:トラン・アン・ユン
撮影:ファン・ルイス・アンチア
プロダクションデザイン:ブノワ・バルー
衣装デザイン:ジュディ・シュルーズベリー
編集:マリオ・バティステル
音楽:レディオヘッド

キャスト

木村拓哉
イ・ビョンホン
ジョシュ・ハートネット
ショーン・ユー
トラン・ヌー・イェン・ケー
イライアス・コティーズ
ユウセビオ・ポンセラ

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