ある一遍の詩との出会いから 苦悩の中自らが、見えなくなった目で美しい色をつかみ、「光りの絵」を描く。 その人生の使命の強さとその奇跡を描く感動のドキュメンタリー。

2008年/日本/カラー/??分/ 配給:ハートオブミラクル 

2009年6月1日より下北沢トリウッドにてロードショー 2009年4月1日より下北沢トリウッドにてロードショー

公開初日 2009/06/01

配給会社名 1048

解説

映画製作経験なしの入江富美子が、技術もお金も人脈もない、ないない尽くしの中伝えたいメッセージがある!」と一念発起し、製作した「1/4の奇跡〜本当のことだから〜」。
今では、海外350箇所4万人を突破井し日本だけでなく、世界で上映されるようになりました。
そんな入江富美子の思い込みの強さ、無謀さ、その思いの強さで創り上げた第2弾「光彩〜ひかり〜の奇跡」。
この映画の主人公寺田のり子さんとは、1作目の「1/4の奇跡〜本当のことだから〜」の撮影開始から4ヶ月後のことでした。
そのとき、余命1年半、片目を失明し、絶望の淵にいた寺田のり子さんを、1作目の主人公、山元加津子さんの講演会に誘います。
そして、その講演会で山元加津子さんを撮影中、直感でその講演会でのその寺田のり子さんの様子を撮影することに。
その瞬間の映像から奇跡が始まるのでした。
その時出会った、雪絵ちゃんの「ありがとう」の詩で生きる望みを得たカラー心理セラピスト寺田のり子さん。
「雪絵ちゃんから命をもらった、、」そう言いながら、光の絵を描きはじめられます。
入江は、絶望から希望に変わっていく過程、夫のヒーリングアーティスト天使河原紫翠(てしがわらしすい)さんとの夫婦の生き様、その使命の強さに惹かれ、1作目と平行し、2年間撮影をし続け、途中、不安いっぱいで迷いの中、2008年7月に初上映会を迎えます。
しかし、まだ描ききれていない!そんな悔しい思いで、入江富美子は、その後、7ヶ月の月日を費やし、雪絵ちゃんと寺田のり子さんの命の響きあいを描ききりたいと、模索し、何度も何度も作り直し、2009年2月についに完成。

ストーリー

まだ一作目の映画「1/4の奇跡」を製作中に、入江富美子監督と寺田のり子さんと出会います。寺田さんはさまざまな苦難を、努力で乗り越え、カラーセラピストとして成功を収めます。 しかしその彼女を癌が襲い、それ以後「人を癒す」をテーマに、画家の天使河原翡翠さんとヒーリングアートを製作する道を選び、どうすればもっと人を深く癒せるかをとことん追求しながら、癌を克服し、生きてこられました。
そんなとき、再び、寺田さんを糖尿による失明という病魔が襲います。そして、宣告された余命はあと5年・・・。

苦悩の中、年月は過ぎていき、残された命は1年半。体調も悪化し、生きる希望も気力も失いかけたとき、山元加津子さんの講演会に出会い、そして講演の中で、重い障害で亡くなってしまった少女・雪絵ちゃんの詩「ありがとう」に出会います。
努力して切り開いてきた人生。人を癒すために、身体に鞭を打ち、頑張り続けてきた自分。 でも、私は自分に感謝したことがなかった−
この詩に出会い、自分に感謝の気持ちを持てたところから、寺田さんの中に大きな変化が訪れます。残された命で、 色を使った光の絵を描きたいという欲求が湧き上がってきたのです。

色がほとんどわからなくなった中で、夫、天使河原さんに支えられながら、夢中で描き続ける寺田さん。 無我夢中で描く絵は、3ヶ月で52点にも及びました。
ありのままの自分を受け入れたつもりでも、時に自分の体にジレンマを持つこともある。しかし、絵を通して、生かされてる命の尊さに気付かされていきます。
「 お迎えが来たら、それも寿命。 今はただ描き続けたい。」
苦悩の中自らが、見えなくなった目で美しい色をつかみ、「光りの絵」を描く—。    
その人生の使命の強さとその奇跡を描く感動のドキュメンタリー。

スタッフ

監督・構成・撮影・編集・音楽:入江富美子
プロデュースコーチ :岩崎靖子
撮影サポート:小野敬広
ロケ撮影:前田智広
ナレーション:勝部嘉樹

キャスト

寺田のり子
勅使河原紫翠

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