原題:Martyrs

終わり=始まり、最終解脱。 あまりに野心的、挑発的、超思索的な、残酷映画。

2008年トロント国際映画祭出品作品 2008年シッチェス映画祭出品作品 2008年ローマ映画祭出品作品 2008年フランス映画祭・東京出品作品

2007年/フランス・カナダ合作/アメリカンヴィスタ/ドルビーSRD/100分/カラー/35mm/©2008 Eskwad - Wild Bunch - TCB film 提供・配給:キングレコード+iae 宣伝:エイスワンダー(B.B.B.Inc.) 協力:コムストック・グループ、TRASH-UP!!

2012年10/27(土)〜11/2(金)シアターN渋谷にて、モーニングショー! 2009年8月29日(土)より、シアターN渋谷にて、レイトロードショー最終解脱!!

公開初日 2009/08/29

配給会社名 0109

解説


残酷ホラー映画が遂に到達した究極の新境地“最終解脱”!
これは本当に公開して良いものなのか!?

『ハイテンション』『フロンティア』『屋敷女』と、エクストリームな残酷映画を次々と生み出すフランスから、ホラーの概念を覆す超問題作が誕生! 肉体と精神の両面を痛めつけ、映像表現の限界を打ち破る極限の流血表現と、今まで味わったことのない新感覚のショック演出に、トロント、シッチェス、ローマと世界各国の映画祭は激震。 本国フランス公開時には、鑑賞年齢指定を巡って検閲議論が勃発。 監督自身が文化大臣に再審査を直訴し、制限を緩和する異例の処置が取られて注目を浴びた。 日本では09年、フランス映画祭での上映を契機に一気に話題沸騰。 「観たこともないタイプの凄い映画」「こわすぎる」「極悪非道」と大きな波紋を呼び、同時に衝撃のラストを巡って様々な解釈が入り乱れ、「あまりの展開に感動した」など、既存のホラー映画を超えた熱狂的な反響を巻き起こしている。

バイオレンス、スリラー、サスペンス、リベンジドラマ……
あらゆるジャンルの境界を軽々と飛び越え、観客の先読みを裏切る最高に挑発的な“ボーダレス”ホラーを創出したのは、『ジェヴォーダンの獣』『サイレントヒル』の鬼才、クリストフ・ガンズの下で腕を磨いた新鋭パスカル・ロジェ監督。 本作の成功を受けて、ハリウッドからオファーが殺到。既に3本の作品を撮ることが決定しており、今後のホラー映画界を牽引していくことが確実な期待の新星だ。 仏映画界屈指の特殊効果アーティスト、ブノワ・レスタンを右腕に迎え、考えうる限りのあらゆる残酷行為・激痛流血を視覚化。 映画のタブーに大胆な挑戦状を叩きつける。 主演を務めるのは、モロッコ生まれの新星モルジャーナ・アラウィと、中国とフランスの血を引くミレーヌ・ジャンパノイ。エキゾチックな美少女2人の血塗られた体当たり演技も必見だ。 鑑賞後も後遺症のように爪痕を残す、未体験のおぞましい感覚=原始的で純粋な恐怖。 深遠かつ壮大なる思考を喚起される神々しいラスト・シーン。 “極限”を突破した果てにある、人類未体験の衝撃を目撃せよ!

マーターズ(Martyrs)。
それは“殉教者”または“犠牲者”を指し、古くは“証人”を意味する言葉。
2人の美少女を待つ、あまりにも過酷で凄惨な運命とは…!?

ストーリー







◆1970年初頭のフランス。行方不明となっていた少女リュシーが、傷だらけの衰弱しきった姿で路上を彷徨っているところを発見される。何者かの手で食肉処理工場の廃墟に監禁され、長期間に渡って拷問と虐待を受けた彼女は激しいショック状態にあり、自力で脱出したこと以外は一切、事件の詳細を語ろうとしない。リュシーの体に性虐待の痕跡はなく、犯人の正体も動機も不明。一体、誰が? なぜこんなに惨い仕打ちを…? 

◆養護施設に収容されたリュシーは、同じ年頃の少女アンナの献身的な介護で、少しずつトラウマを癒し、平穏な日常を取り戻してゆく。だが、リュシーは気づいていた。夜の闇に身を潜め、自分を執拗につけ狙う、おぞましい異形の者が確かに存在することを。 

◆15年後のある朝、森に囲まれたごく普通の家庭の玄関で呼び鈴が響く。そこには猟銃を構えたリュシーが立っていた。忘れもしない虐待者たちの面影。復讐の銃弾を浴び、日曜の遅い朝食を楽しんでいた家族は一瞬で血の海に沈んだ。 

◆成すべきことを終えたリュシーから電話を受け、屋敷に向かったアンナは、邸内の惨状に思わず目を背ける。血まみれの死体を処理しながら、アンナは呆然自失となったリュシーの精神状態に疑念を抱く。これは正気の行動なのだろうか?もし、全ては彼女の妄想だとしたら…? アンナの胸に次第に広がる不安。そのとき、リュシーは背後に異様な気配を感じ取った。幼い頃、闇の底から聞こえた、あの耳障りで不気味な叫び声……。美しい屋敷のなかで、今再び想像を絶する地獄への扉が開かれようとしていた。

スタッフ

プロデューサー:リシャール・グランピエール、シモン・トロティエ
エグゼクティヴ・プロデューサー:フレデリック・ドニギアン、マルセル・ジルー
監督:パスカル・ロジェ 
撮影:ステファヌ・マルタン、ナタリー・モリアヴコ=ヴィゾツキー 
美術:ジャン=アンドレ・カリエール 
編集:セバスチャン・プランジェール 
音響:ジェルマン・ブーレ 
録音:ジェローム・ウィシアク、フィリップ・メルシエ 
メイク・特殊効果:ブノワ・レタン、エイドリアン・モロ 
音楽:セップク・パラディグム、アレクシス・アンド・ウィルフリード・コルテ


提供・配給:キングレコード+iae ホラー秘宝Presents
宣伝:エイスワンダー 
協力:コムストック・グループ

キャスト

モルジャーナ・アラウィ
ミレーヌ・ジャンパノイ
カトリーヌ・べジャン
イザベル・ジャス
エミリー・ミスクジャン
マイク・チャット
ガエル・コアン
アニー・パスカル
ジェシー・パム

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