Theショートフィルムズ/みんな、はじめはコドモだった
日本映画を代表する5人の監督が “こども” をテーマに描く、珠玉のショートフィルム
弟13回釜山国際映画祭正式招待作品
2008年/日本/カラー/92分/ 配給:リトルバード
2008年12月23日(祝)より、有楽町スバル座ほか全国順次公開
公開初日 2008/12/23
配給会社名 0803
解説
わたしたちが未来を考えるとき、そこに“こども”の姿は欠かせません。だからこそ、いま、“こども”を見つめてみませんか?そんなところから、これらのショートフィルムは生まれました。企画に賛同し、想い想いの作品を綴ったのは、日本映画を代表する5人。いずれもこれまでに“青春”や“家族”を見つめた秀作を残してきた監督たちです。
「TO THE FUTURE」の井筒和幸監督は、とある小学校を舞台に奇妙な先生と屈託なく生きる生徒たちのたくましい日常を描き、「イエスタデイズワンスモア」の大森一樹監督は、母親を助けるために早く大人になりたいと願う少年の辿る運命を時代劇ファンタジーとして、「ダイコン〜ダイニングテーブルのコンテンポラリー〜」の崔洋一監督は、娘は夫と別居中、親はまもなく年金生活と、複雑な事情を抱えながらも本音を吐露しあって淡々と生きる親子の姿をユニークな視点で見つめます。「展望台」の阪本順治監督は、おなじみの通天閣の展望台に置き去りにされた子ども自殺願望のある中年男との心の交流を、また「タガタメ」の李相日監督は、知的障害を持つ中年の息子をかかえた年老いた父親の切実な思いを笑いを交えて綴ります。
ほっこりとしたぬくもりも、笑いも涙もあるものの、単にそれだけに終わらずにシニカルな視線も見え隠れするこの5篇は、それぞれの監督の個性に富んだ、どんな長編に勝るとも劣らぬ珠玉の物語。1時間半の上映後には、きっと何か大切なものが、あなたの心に残るはずです。
ストーリー
スタッフ
監督:井筒和幸「TO THE FUTURE」
監督:大森一樹「イエスタデイワンスモア」
監督:崔洋一「ダイコン〜ダイニングテーブルのコンテンポラリー」
監督:阪本順治「展望台」
監督:李相日「タガタメ」
主題歌:「おやすみベイビー」/風味堂(スピードスタ−レコーズ)
キャスト
光石研(「TO THE FUTURE」)
高岡早紀、佐藤隆太、岸部一徳(「イエスタデイワンスモア」)
小泉今日子、細野晴臣、樹木希林(「ダイコン〜ダイニングテーブルのコンテンポラリー」)
佐藤浩市、小林勇一郎(「展望台」)
藤達也、宮藤官九郎、川屋せっちん(「タガタメ」)
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