2008年第32回トロント国際映画祭 ミッドナイト・マッドネス オープニング作品

2008年/ベルギー=ルクセングルグ=フランス/カラー/96分/ 配給:アスミック・エース

2010年10月20日よりDVDリリース 2009年05月22日よりDVDリリース 2008年12月27日(土)より、シネマライズ他全国順次ロードショー

(c)2008 GAUMONT-SAMSA FILM-ARTEMIS PRODUCTIONS-RTBF (Television belge)

公開初日 2008/12/27

配給会社名 0007

解説


ジャン=クロード・ヴァン・ダム、48歳。

『ユニバーサル・ソルジャー』『タイムコップ』 『ストリートファイター』『サドン・デス』——1990年代を席巻した、ハリウッドが誇る最強のアクション・スター。

ジョン・ウーをハリウッドに招き、アクション映画に革命を起こした男。
しかし、21世紀、そのスタイルはすでに時代遅れ。 ビデオストレート作品が続いてギャラは急降下。 復活を期した作品は主役をスティーヴン・セガールに奪われ、 私生活では、最愛の娘に嫌われ、銀行口座は底をつく。挙句の果てに、たまたま立ち寄った地元の郵便局で強盗犯と間違われ……。これは、そんなどん底の男ヴァン・ダムに起こった、哀しい物語である。

あのヴァン・ダムが、自ら“どん底”のヴァン・ダム(自分)を演じる?! これはマジな演技か、悪ノリのセルフ・パロディか、はたまたヤケクソの開き直りか?!

“スター”の内情を皮肉りながらどん底の自分自身を演じるヴァン・ダムの鬼気迫る演技は、これまでのイメージを破壊するヴァン・ダムの新境地!

ストーリー



金銭トラブル、娘の親権争いは勝ち目無し、仕事は風前の灯……。
ジャン=クロード・ヴァン・ダムはロサンゼルスの喧騒から逃れ、故郷ブリュッセルへと向かう。気力も失せ果てているのに、残高不足で現金も引き出せない。嵐を逃れ休息を求めて来たはずが、とどめの一撃に見舞われる。娘の親権裁判の担当弁護士が、費用を早急に払わなければ弁護を降りると宣告したのだ。

エージェントの交渉でギャラの前払いが叶い、ヴァン・ダムは“郵便局”に現金を引き出しに向かう。ところが郵便局に入るや銃声が鳴り響き、ヴァン・ダムの後ろでドアは閉ざされた。強盗団が郵便局を襲撃したのだ。そしてそれは、JCVDことジャン=クロード・ヴァンダムの長い長い一日の、ほんの幕開けに過ぎなかった。

ジャン=クロード・ヴァン・ダムの人生が、現実と直面する……。これまで築き上げた輝かしい栄光は、どこへ行ってしまったのか。彼の私生活と、ヒーローとしての人生は、まさに崖っぷちであった。

スタッフ

監督・脚本:マブルク・エル・メクリ
エグゼクティブ・プロデューサー:ジャン=クロード・ヴァン・ダム
撮影監督:ピエール=イヴ・バスタール
美術:アンドレ・フォンスニィ
編集:カコ・ケルバー
オリジナル音楽:ガスト・ワルツィング

キャスト

ジャン=クロード・ヴァン・ダム
フランソワ・ダミアン
ジネディーヌ・スアレム
カリム・ベルカドラ
ジャン=フランソワ・ウォルフ
アンヌ・パウリスヴィック

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