太宰治 生誕100年記念映画

2009年/日本/カラー/約80分/ 配給:カエルカフェ

2010年03月24日よりDVDリリース 2009年5月9日よりシネ・パレス 山陽座、岡山メルパ、シネプラザサントムーンにて先行ロードショー 2009年6月13日より渋谷シアターTSUTAYAほか全国ロードショー公開

(C) KAERUCAFE

公開初日 2009/06/13

配給会社名 0597

解説


2009年は、太宰治(1909〜1948)の生誕100年にあたります。カエルカフェはこれを記念して、今なお根強い売れ行きを誇る太宰治の代表作、「斜陽」(1947)を原作に、名だたる俳優陣を迎え、映画化作品『斜陽』を来年公開致します。

本作品は、兵庫県姫路市、岡山県岡山市、静岡県三島市、静岡県清水町など、多くの市町村の協力を得ており、太宰治の出身地である五所川原市をはじめ、青森県の各市からも、資料提供ほか各方面で多大な支援を受けています。

監督は、現在(弊社の中で)大ヒット中の映画『伊藤の話』を手がけた、デジタル映画界の奇才・秋原正俊。
本作品は、カエルカフェ“ブンガク映画シリーズ”の、記念すべき第10作目とあって、今まで以上にファンからの注目も期待されます。

[ 佐藤江梨子が太宰ワールドに挑む! ]
主演のかず子役には、ドラマや映画などで引っ張りだこの佐藤江梨子。
映画『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』などでの確かな演技力で、ヨコハマ映画祭 主演女優賞受賞したのは記憶に新しいところ。また自他ともに認める太宰フリークとしても知られています。

相手役には、『伊藤の話』で主演を務め、秋原作品3作連続出演を果たす、今最も忙しい俳優・温水洋一。
かず子の弟、直治役は、「特捜戦隊デカレンジャー」シリーズで幅広い人気を獲得し、舞台や音楽など多彩な活動でも注目を集める新進俳優、伊藤陽佑。また、かず子の母役を、テレビ・映画・舞台で精力的な活躍を見せるベテラン女優、高橋ひとみが演じます。

脇役も個性派揃い。青森出身の元宝塚女優、凜華せらをはじめ、テレビや舞台で活躍する真砂皓太、カエルカフェ常連の小倉一郎など、豪華な布陣が本作を盛り上げます。

音楽は、進境著しいヴァイオリン&アコーディオンのユニット「黒色すみれ」が担当。
監督の作り出す幽玄な世界を、独特の雰囲気で包みます。

ストーリー


やむを得ない事情を抱え、都会の喧騒を逃れて田舎へとやってきたかず子。病にとらわれ弱り始める美しい母と、二人きりで慣れない日々を過ごすうち、彼女はしばしば言いようのない感情に襲われるようになる。そんなある日、厭世観に満ちた無頼の弟・直治がふらりと戻ってくる。良家の子女として生まれ、何も知らずに育ったかず子。そんな彼女の人生は、直治の仲間・上原との出会いによって、思いもよらない方向へと滑り出す——。

スタッフ

監督:秋原正俊
原作:太宰治「斜陽」より
音楽:黒色すみれ

キャスト

佐藤江梨子
温水洋一
伊藤陽佑
凜華せら
真砂皓太
小倉一郎
高橋ひとみ
ほか 

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