原題:Otto e Mezzo

人生は祭りだ!巨匠フェリーニの最高傑作、時を超えてふたたび

1963年 米・アカデミー賞 外国語映画賞 1963年 モスクワ映画祭 グランプリ 1965年 キネマ旬報誌 ベストテン 第一位 2002年 英・Sight & Sound 誌 オールタイムベスト10 第三位 2005年 米・TIME誌 オールタイム100ムービー 選出

1963年5月29日フランス公開

1963年/イタリア映画/B&W/ヴィスタサイズ/上映時間138分/字幕翻訳:吉岡芳子 配給:ザジフィルムズ

2008年05月31日よりDVDリリース 2008年7月12日よりシアター・イメージフォーラムにてロードショー

公開初日 2008/07/12

配給会社名 0089

解説


作品誕生から45年、最後のスクリーン上映から25年
いつの時代も、先進のクリエイターたちに愛され、
多大な影響を与えてきたあの名作が美しくも鮮やかな
【完全修復ニュープリント版】で、今甦る!

映画監督のみならず、世界のあらゆるジャンルのクリエイターたちから敬愛され、没後15年の今もなお、多大な影響を与え続ける巨匠フェデリコ・フェリーニ。83年のリバイバル公開以降、権利保持者間のトラブルから長らく上映不可能となっていた代表作が、実に25年ぶりに【完全修復ニュープリント版】で劇場のスクリーンに還ってきました。
現イタリア首相に返り咲いたシルヴィオ・ベルルスコーニ率いるメディア・セット社と、ローマのスタジオ・チネチッタが、大金を投じてオリジナルネガを完全修復。45年前にフェリーニがイメージした映像がそのまま現代に甦ります。
ブロードウェイでミュージカル化されトニー賞を受賞した舞台版「8 1/2」(「ナイン」)を、『シカゴ』のロブ・マーシャル監督が、ニコール・キッドマン他の豪華キャストで映画化することも決定。製作から45年という、およそ半世紀の間、脈々と語り継がれ、色褪せるどころか、益々輝きを放つ本作には、《クラシック》という言葉は似合いません。いつの時代も《今》の映画なのです。

ストーリー

43歳の映画監督のグイドは、医者の勧めで湯治場に療養にやってきた。この地方で新作の撮影準備を進めてから5ヶ月が過ぎるが、すでにクランクインを2週間も延ばしている。彼にまつわる女性たち、知人たちとの逃れようのない現実が、夢やまぼろしとなってグイドの目の前に表れ、映画の構想は一向にまとまらない。療養中も、今は亡き両親の姿や、神学校時代に娼婦サラギーナとダンスを踊って罰せられたことなど、次々と昔の思い出が蘇り、グイドは混乱と失意に陥る。
そんな中、製作の準備は、着々と進められていくが・・・。

スタッフ

監督:フェデリコ・フェリーニ
製作:アンジェロ・リッツォーリ
脚本:フェデリコ・フェリーニ、トゥリオ・ピネッリ、
   エンニオ・フライアーノ、ブルネッロ・ロンディ
撮影:ジャンニ・ディ・ヴェナンツォ
音楽:ニーノ・ロータ

キャスト

マルチェロ・マストロヤンニ
アヌーク・エーメ
クラウディア・カルディナーレ
サンドラ・ミーロ
バーバラ・スティール

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