原題:THE INTERNATIONAL

真実さえ、取引されるのか。

2009年2月13日全米公開

2009年/アメリカ映画/原題:The International/スコープサイズ/全7巻/3,231m/SDDS・ドルビーデジタル・ドルビーSR/上映時間:1時間57分/字幕翻訳:松浦美奈
配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
オリジナル・サウンドトラック『ザ・バンク 堕ちた巨像』(発売元:ジェネオン エンタテインメント/ランブリング・レコーズ)

2009年10月07日よりDVDリリース
2009年4月4日(土)より、丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

公開初日 2009/04/04

配給会社名 0042

解説


世界中の巨富が流れ込む、
その銀行の莫大な資金の行方─。
インターポール捜査官が辿り着いた、
隠された真相とは。

追い詰める側が追い詰められていく、究極のスパイラル・サスペンス。
世界の富裕層から莫大な資金が集まる、欧州を代表する巨大銀行IBBC。しかし、その取引には、ある違法行為の疑いが…。ニューヨーク検事局のエレノア・ホイットマンと共同で捜査に乗り出した、インターポール捜査官のルイ・サリンジャー。ベルリン、リヨン、ルクセンブルク、ミラノ、ニューヨーク、そして、イスタンブールへ。次々と消されていく証人や証拠に翻弄されながら、彼らの追跡は国境を越えていく。世界屈指のその銀行の資金は、いったい何処へ流れているのか。核心に近づくたび断ち切られる、真相解明への糸口。サリンジャーは、強大な権力をまとったメガバンクに、一人で立ち向かう決意をする。そして、真実を暴くため、彼は法の枠さえ越えようとしていた─。

超一流のキャスト&スタッフが放つ、極上のアクション・エンタテインメント。
主人公のサリンジャー捜査官を演じるのは、『キング・アーサー』『トゥモロー・ワールド』のクライヴ・オーウェン。正義と権力の狭間で苦悩する男を、独自の渋さで魅せている。また、NY検事局のホイットマンには、『キング・コング』から『21グラム』まで演技の幅広さで定評がある、ナオミ・ワッツが抜擢された。そして、このグローバルな超大作を監督したのは、『ラン・ローラ・ラン』『パフューム ある人殺しの物語』のトム・ティクヴァ。スタイリッシュな独特の世界観でまとめ上げ、最高級のエンタテインメントを完成させた。特に、終盤のニューヨーク・グッゲンハイム美術館で繰り広げられる銃撃戦は、映画史上類をみない壮絶な緊迫シーンでたたみ込み、観る者すべてを釘付けにする!

今日の世界金融危機を予見した、衝撃のリアリティ。
世界的な金融危機に陥っている今、時代を映し出すように公開される本作『ザ・バンク 堕ちた巨像』。国際社会に広く深くネットワークを張り巡らすメガバンクの裏側をえぐり、政府・諜報機関・軍事産業・犯罪組織さえも巻き込んだ世界経済の内幕にメスを入れている。いったい、この世界には、正義と悪の境界線はあるのか─。

ストーリー



ベルリン、ミラノ、ニューヨーク、そして、イスタンブールへ─。
真実に近づくたび、正義が汚されていく。

その銀行に不利益な証人は、すべて消されていく。
ドイツ・ベルリン。国際メガバンクIBBCの捜査でこの地を訪れた、インターポール捜査官のルイ・サリンジャー(クライヴ・オーウェン)。2年前から違法行為の極秘情報を入手していた彼は、マンハッタン支店を取り調べていたニューヨーク検事局のエレノア・ホイットマン(ナオミ・ワッツ)と共同で、IBBC銀行を追跡していた。そして、内部告発をしようとした銀行幹部のアンドレ・クレマンから、新たな情報を得るサリンジャーたち。ところが、ドイツ国内でのIBBC捜査が禁止されてしまい…。その頃クレマンは、何者かによって不審な事故死に見舞われていた─。

その銀行が疑われる証拠は、すべて変えられていく。
フランス・リヨン。インターポール本部に戻ったサリンジャーは、クレマンが不審死を遂げる前に、IBBC銀行のスカルセン頭取(ウルリッヒ・トムセン)の家で仕事をしていたとの情報を得る。しかし、頭取の報告には矛盾点が…。サリンジャーは、その真偽を直接スカルセンに確かめることに─。
ルクセンブルク大公国・ルクセンブルク。IBBC本部にやって来たサリンジャーは、頭取の側近ウェクスラー(アーミン・ミューラー=スタール)を目にする。ところが、その本部ではスカルセンと面会できない上に、報告書の内容まで変えられていて…。一方、ニューヨークにいるホイットマンが、IBBCの組織犯罪に関する新たな重要人物に辿り着く。その欧州最大の軍事メーカー社長で、次期イタリア首相候補のカルビーニとは─。

その銀行を調べる捜査は、すべて止められていく。
イタリア・ミラノ。サリンジャーとホイットマンは、カルビーニの政治集会場を訪れ、彼にIBBC銀行の内情を尋ねた。カルビーニの証言から、IBBCが世界を裏で支配する取引を企てていることを知る二人。しかしその後、演説中のカルビーニが何者かに射殺され…。狙撃現場を訪れたサリンジャーたちは、ある足跡を見つける。それが義足であることが分かるが、何故か二人はミラノからも追放されることに。しかし、退去するため空港を訪れた彼らは、ある事実に気づいた─。

その銀行が見捨てた者は、すべて葬られていく。
アメリカ・ニューヨーク。税関の金属探知器の記録により、義足の暗殺者コンサルタント(ブライアン・F・オバーン)が、この地にいることが判明。後を追って来たサリンジャーは、暗殺者の住所をつかむが、そこは空き地と化していた。その時、目の前にコンサルタントが…。彼の後をつけ、サリンジャーはグッゲンハイム美術館の中へ。コンサルタントを待っていたのは、何とウェクスラーだった。そして、二人が別れた直後、突然鳴り響く銃声。サリンジャーに近づかれ過ぎた暗殺者は、すでにIBBCの標的にされていたのだ。狙撃者たちの凄まじい銃撃戦に巻き込まれながら、コンサルタントと共に螺旋の回廊を下っていくサリンジャー。被弾したその男を引き連れ、サリンジャーは美術館の外へと逃げ出した。しかし間もなく、コンサルタントは静かに息を引き取った─。

その銀行を裁く正義は、すべて失われていくのか。
その後、ホイットマンに連れられ、サリンジャーはある場所へ。そこには、美術館で捕獲されたウェクスラーがいた。説得の末、IBBC銀行の組織犯罪を明かすことに同調するウィクスラー。しかし、政府・諜報機関・多国籍企業・犯罪組織など、この世界のすべてのシステムに関与しているメガバンクの裏を暴くことは、サリンジャーにとって法の枠を越えることを意味していた。家族の命さえも狙われかねないホイットマンを残し、一人で立ち向かう決意をするサリンジャー。そして、強大な権力を従えたIBBCに正義の裁きを下すため、彼は最終取引の地であるトルコ・イスタンブールへ─。

※インターポール / 国際刑事警察機構(ICPO)の通称。国際犯罪の防止・解決のために、加盟国の警察により結成された国際機関である。情報の収集と交換、捜査協力が主な役割で、最終的な身柄拘束(逮捕)はできない。

スタッフ

監督/音楽……トム・ティクヴァ
製作……チャールズ・ローヴェン
製作……リチャード・サックル
製作……ロイド・フィリップス
脚本……エリック・ウォーレン・シンガー
製作総指揮……アラン・G・グレイザー
製作総指揮……ライアン・カヴァノー
撮影……フランク・グリーベ
美術……ウリ・ハニッシュ
編集……マティルド・ボヌフォア
衣裳……ナイラ・ディクソン
音楽……ジョニー・クリメック&ラインホルト・ハイル

キャスト

ルイ・サリンジャー……クライヴ・オーウェン
エレノア・ホイットマン……ナオミ・ワッツ
ウィルヘルム・ウェクスラー……アーミン・ミューラー=スタール
ジョナス・スカルセン……ウルリッヒ・トムセン
コンサルタント……ブライアン・F・オバーン

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