原題:Hancock

この夏、ウィル・スミスが変わる! の嫌われ(・・・)者(・)が、愛されるスーパーヒーローに!!

2008年7月5日全米公開

2008年/アメリカ/カラー/92分/ 配給:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント

2009年01月28日よりDVDリリース 2008年8月30日(土)より、丸の内ピカデリー1ほか全国大ヒット上映中!

公開初日 2008/08/30

配給会社名 0042

解説


ハンコック特徴
・<不死身>で、何千年も生きている。
・見た目は“人間”。
・スーパーパワーを持ち、空も飛ぶ。
・お酒と女性が好き。
・「クズ!」と言われるとキレる。
・地球上に、一人しかいない。
・なぜ自分がこうなったのか?記憶がない。

そのパワー、はっきり言って大迷惑!
凶悪犯罪が発生したら、空を飛んで現場に急行し、たちまち犯人を逮捕。事故に遭う寸前の人がいれば、一瞬で駆けつけて命を救う。海岸に打ち上げられたクジラも怪力で海に投げ返す!
これぞ理想のスーパーヒーロー……と思ったら、飛行中にビルにぶつかるわ、着地に失敗して道路は崩壊。投げられたクジラが船に激突するなど「やり過ぎパワー」でかえって大損害を与えてしまう。おまけに酒が手放せず、口から出るのは汚い単語ばかり。そして外見は人間と同じだが、何千年も生きている、世界にただ一人の存在!? こんなスーパーヒーロー、観たことない!

史上初!嫌われ者のスーパーヒーロー誕生!?
ヒーロー映画といえば、アメコミが原作か、シリーズものばかりだった近年のハリウッド映画界に、まったくオリジナルの新キャラクターが登場した。その名は、ハンコック!そして演じるのは、ウィル・スミス!これまでにない型破りなNEWヒーローの誕生と言っていい。
われわれ一般の人間とは違う、このハンコック。超人的&破壊的(?)なハードアクションを披露しつつ、そのキャラは妙にだらしなくて人間的。スーパーヒーローらしからぬファッションも含め、ハンコックを形成するすべての要素がウィル本人の魅力とシンクロし、観る者を惹きつけて止まないのだ。

愛されるヒーローに、変身するドラマが面白い!
ハンコックのスーパーパワーが痛快なビジュアルで展開していくなか、“嫌われ者ヒーロー”の彼が、たまたま命を救ったPRマンによって、誰からも愛されるヒーローに変身しようと決意。その変わりっぷりが、物語の面白さを加速する。自分のパワーの秘密を知ってからは、その秘密を受け入れ、使命を感じ、さらなる変貌をとげていくハンコック。何段階にもわたる彼の変身と成長のドラマには、誰もが感情移入せずにはいられない。アクションコメディのノリが、感動的なクライマックスへとシフトしていく急展開に、ジャンルを超えた娯楽大作として興奮してしまう。
『幸せのちから』、『アイ・アム・レジェンド』と、このところ主演作が立て続けに大ヒットを記録しているウィル・スミス最新作。この『ハンコック』も、新たなヒーロー映画として一大ブームを巻き起こすはずだ。

ヒーローを取り囲む、キャストも名優揃い!
共演者にも魅力的なキャストが揃った。
ハンコックと出会い、物語の重要なカギを握るヒロイン、メアリー役に『モンスター』でアカデミー賞主演女優賞に輝いたシャーリーズ・セロン。今回は持ち前のセクシーさに加え、どこかミステリアスな雰囲気をたたえた名演技をみせている。そしてメアリーの夫で、ハンコックのPRマンとなるレイに、『キングダム/見えざる敵』、『JUNO/ジュノ』など話題作への出演が続くジェイソン・ベイトマン。また、レイとメアリーの息子で、ハンコックと親しくなるアーロン役にはジェイ・ヘッドが抜擢され、天才子役ぶりを発揮している。

NEWヒーローを誕生させた、熟練スタッフ!
監督は『キングダム/見えざる敵』など、作品ごとに革新的スタイルに挑んできたピーター・バーグ。俳優としてのキャリアももつ彼が、ウィル・スミスらキャストから新たな一面を引き出すことに成功した。型破りなスーパーヒーローを誕生させるため、プロデューサー陣にも錚々たるメンバーが集まった。『ビューティフル・マインド』の脚本でアカデミー賞を受賞したアキヴァ・ゴールズマン、『ALIアリ』、『コラテラル』の監督、マイケル・マンが製作を担当。製作総指揮には『ターミネーター3』の監督、ジョナサン・モストウも名を連ねている。
また、ハンコックのパワーを映像化するにあたって、ビジュアル・エフェクトにはアカデミー賞2度受賞のジョン・ダイクストラが指名された。彼の監修の下、ソニー・ピクチャーズ イメージワークスの最先端技術によって、ハンコックの飛行や過激な活躍がリアルな映像として結実。過去に例がないヒーローアクションが、スクリーン狭しと展開されていく。

ストーリー


普通のヒーローじゃ、世界は救えない。

「スーパーヒーローなんか、ウンザリだ!」
ロサンゼルスで武装強盗が発生。犯人グループが逃走する映像がニュースで流れたとき、道端のベンチで寝ていたジョン・ハンコック(ウィル・スミス)が通りがかりの少年に起こされる。ハンコックはハイスピードで空を飛び、犯人たちの車に追いつくと、その車をロサンゼルスでも有名なビルのてっぺんに串刺しにしてしまう。こうして凶悪事件を解決しても、街には大損害を与えてしまうのが、ハンコックの日常。スーパーヒーローの過激な行動に対し、市民の評判はガタ落ちする一方だ。

その頃、PR会社で働くレイ・エンブリー(ジェイソン・ベイトマン)は、大会社の重役を相手に、優良企業にピンクのハートマークを付ける新プランを展開していたが、そのプレゼンはあえなく失敗。帰宅する途中、渋滞に巻き込まれたレイの車は、踏切内で動けなくなってしまう。あわや列車に轢かれるという直前、またもや現れたのはハンコックだった。その怪力で車を飛ばし列車を止め、レイを救うが、車はグシャグシャ列車はコナゴナに破壊され、一部始終を見ていた市民からまた非難を浴びてしまう。しかし、ハンコックは、命の恩人としてレイの家に招かれる。レイの美しい妻メアリー(シャーリーズ・セロン)と、ひとり息子のアーロン(ジェイ・ヘッド)が迎えるが、メアリーはハンコックの汚い言葉づかいや、片時も酒瓶を手放さないだらしなさに辟易するのだった。

「愛されるヒーローにならないか?」
ハンコックの評判の悪さにたまりかねたレイは、彼のPRを買って出る。これまで街に与えた損害を謝罪し、一度刑務所に入って罪を償った後に社会復帰すれば、正義のヒーローとして尊敬されるという計画を発案。ハンコックは、渋々刑務所に服役する。かつてハンコックに捕らえられた服役囚にも囲まれながら、彼はスーパーヒーローとしての模範的な言動を学ぶ意欲をみせ始める。

一方、ロサンゼルスの街では、ハンコックが現れないのをいいことに、凶悪犯罪が急増していた。人質とともに立てこもった銀行強盗事件が勃発したことで、ついに警察署長はハンコックに協力を要請する。刑務所を飛び出し、たちまち事件を解決するハンコック。そこには、まだぎこちないものの、礼儀正しさを身につけた彼の姿があった。

「逃げて。不死身じゃなくなっている———」
スーパーヒーローとしての名誉を回復し始めたハンコックは、レイとメアリーに自分の過去を語り始める。80年前、頭を強打してマイアミの病院で目が覚めたとき、ポケットには映画『フランケンシュタイン』の半券2枚とガムが入っていたこと。そのときからなぜか歳をとらず、スーパーパワーを身につけた理由も覚えていないこと。いったい自分は誰なのか? 自分の素性を知る者はいるのか? やがて彼の過去とパワーの秘密は、メアリーから意外なかたちで明らかにされる。しかし、そのときハンコックのスーパーパワーに異変が……。

スタッフ

監督:ピーター・バーグ
製作:アキヴァ・ゴールズマン、ジェームズ・ラシター
   マイケル・マン、ウィル・スミス
脚本:ヴィンセント・ノー
   ヴィンス・ギリガン
撮影:トビアス・A・シュリッスラー
音楽:ジョン・パウエル

キャスト

ウィル・スミス
シャーリーズ・セロン
ジェイソン・ベイトマン

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