原題:Achilles and the Tortoise

第65回ヴェネチア国際映画祭コンペ部門

2008年/日本/カラー/ヴィスタサイズ/ドルビーSRD/119分/ 配給:東京テアトル+オフィス北野

2009年02月20日よりDVDリリース 2008年9月20日、銀座テアトルシネマ、テアトル新宿、渋谷シネアミューズにてロードショー

(C)2008『アキレスと亀』製作委員会

公開初日 2008/09/20

配給会社名 0049/0020

解説


絵を描くことが大好きで、画家になることを夢見る少年、真知寿。両親の死、極貧生活への転落と、つらい運命のなかでますます絵にのめりこんでいくが、彼の絵は誰にも評価してもらえない。そんな真知寿の前に初めて彼を受け入れ、愛してくれる女性が現れるのだが…。孤独な男の物語を描き続けてきた北野武監督の作品に登場した初めての“理解者”であり“同志”的な愛情で結ばれる妻、幸子を演じるのは『明日の記憶』(06)をはじめドラマやCMで多くの女性の共感を得ている樋口可南子。青年時代の夫婦を麻生久美子と柳憂怜が演じ、時にシリアスに、時にユーモラスに、時に傷つきながら、ともに絵を描き、幸福な夫婦像をつくりあげていく過程が、優しいまなざしで描かれます。

ストーリー


裕福な家に生まれた少年の真知寿は“画家になる”夢を持っていた。
しかし突然両親がなくなり、環境が一変してしまう。ひとりぼっちになった真知寿は、画家になることだけを人生の指針として生きるしかなくなった。
そんな愛に見放された真知寿の前に、ひとりの理解者が現れる。絵を描くことしか知らない彼の純朴さに、心惹かれた幸子。やがてふたりは結ばれ、真知寿の夢は夫婦の夢となった。夢と希望に満たされ、様々なアートに挑戦するふたり。うまくいかなくても前に進むしかない人生の中で、ふたりが確かに手にしたものは・・・。

スタッフ

監督:北野武
プロデューサー:森昌行、吉田多喜男
アソシエイトプロデューサー:久保聡、梅澤道彦、太田和宏、那須野哲弥
脚本:北野武
撮影:柳島克己
美術:磯田典宏
編集:北野武、太田義則
音楽:梶浦由記
ラインプロデューサー:小宮慎二
音響効果:柴崎憲治
記録:谷恵子
照明:高屋齋
挿入画:北野武
録音:堀内戦治
助監督:松川嵩史

キャスト

ビートたけし
樋口可南子
柳憂怜
麻生久美子
中尾彬
伊武雅刀
大杉漣
筒井真理子
吉岡澪皇
円城寺あや
徳永えり
大森南朋

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