原題:...More than 1000 Words

イスラエル人としてパレスチナ問題を撮り続け、危険を顧みず現実を伝えようとする報道写真家 ジブ・コーレンに迫るドキュメンタリー。

2006年/イスラエル/カラー/78分/ 配給:アップリンク

2008年11月07日よりDVDリリース 2008年6月14日(水)、東京都写真美術館ホールほか、全国順次ロードショー

公開初日 2008/06/14

配給会社名 0009

解説



自爆攻撃により破壊された一台のイスラエルのバス
——爆発の衝撃と威力を物語り、報道写真家ジブ・コーレンの名を有名にした一枚の写真。
タイム誌の表紙を飾り、後に世界中のコンクールで賞を総なめにしたこの写真は、イスラエルの新聞にも掲
載された。死んだ自国民の写真を自国の新聞に掲載したのは、イスラエル報道史でも際立った出来事だった。
監督ソロ・アビタルは、家族との会話や友人のインタビューを通して見えるコーレンのプライベートな表情、
そして時には、暴動の最中、危険な西岸地区で戦犯と呼ばれる人物とのミーティングの様子をとらえる。
惨劇を目の前にしてシャッターを切ること、そのトラウマ。
美しい妻と子、幸せな家庭を持ちながらも戦場へと向かうコーレンは、ねじれた現実を鮮明に写し出す。
彼の写真は、どんな言葉よりも雄弁に真実を語る。
「目の前で人が死んだ。その時感じたものを写真を通して伝えたい。それが、私にとっては強迫観念なん
だ」

【ジブ・コーレン】
1992年よりイスラエルの軍隊でカメラマンとしてのキャリアをスタート、後にイェディオット・アハロノット新聞で編集委員会に加わり写真家兼フォトエディターを努める。1994年から2002年までフランスのフォトエージェンシー「シグマ」「ガンマ」に所属。2003年からは「ポラリス・イメージズ」に所属。1995年に撮影された、爆破されたイスラエルのバスの写真が、2000年に「ワールド・プレス・フォト・オーガニゼーション」の、“過去45年の中で最も重要な写真200”の中に選ばれた。

<おもな掲載紙>
Time Magazine, Newsweek, US News &World Report, The Sunday TImes
Magazine,Stem,Der Spiegel,Paris Match,L’Express and Wired Magazine

ストーリー

スタッフ

監督: ソロ・アビタル

キャスト

ジブ・コーレン

LINK

□公式サイト
□IMDb
□この作品のインタビューを見る
□この作品に関する情報をもっと探す