2005年/日本/16mm/91分 配給:チャベスシネマ

2008年06月20日よりDVDリリース 2008年5月31日(土)〜6月6日(金)、池袋シネマロサにてレイトショー

公開初日 2008/05/31

公開終了日 2008/06/06

配給会社名 0953

解説



大阪芸術大学の卒業制作として、当時21歳の石井裕也が制作した長編第一作。世間の風潮に逆行したいがために高価な16ミリフィルムを使い、仲間4人で犬のように働いて400万円を捻出し、死に物狂いで撮り上げた作品。尚、石井裕也は大阪西成のビデオ試写室で週6日深夜、時給700円で働いた。

 その甲斐あってか、第24回そつせい祭(日本の映像系学校機関の卒業制作コンペティション)でグランプリを受賞。続いて、第29回ぴあフィルムフェスティバル「PFFアワード2007」にて、審査員の満場一致でグランプリ、音楽賞(TOKYO FM賞)受賞。さらに第12回ハンブルク日本映画祭招待、第26回バンクーバー国際映画祭ドラゴン&タイガー・ヤングシネマ・アワード正式出品、第37回ロッテルダム国際映画祭、第32回香港国際映画祭と、立て続けに海外で上映される。
 
タイトル通り「剥き出し」の人間を描いたこの作品は、パワフルで繊細な、人間臭い群像喜劇に仕上がっている。

ストーリー




情緒不安定でマッチョ主義者で女々しくてお爺ちゃん子の青年・小松太郎は高校卒業後、何を思ったか突然自給自足の生活をしていくことを決意。大好きな洋子ちゃんを誘って一緒に行こうとするが、そこに何故かリストラされた父親も付いて来る事に・・・。
こうして三人は、ボロボロの廃屋と不毛な畑の中で、奇妙な共同生活を始める事になる。

スタッフ

監督:石井裕也
脚本・監督・編集:石井裕也
撮影:松井宏樹 
美術:沖原正純 
助監督:中村祐介 
音楽・整音:今村悠輔
美術助手:内掘義之

キャスト

登米裕一
二宮瑠美
西薗修也
牧野エミ
桂都んぼ
金明玉
中村祐介

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