原題:Grace is Gone

2007年/アメリカ/カラー/85分/ 配給:ザナドゥー

2008年11月07日よりDVDリリース 2008年4月26日、シネスイッチ銀座ほかにて全国ロードショー  

(c) 2007 The Weinstein Company, LLC. All rights reserved.

公開初日 2008/04/26

配給会社名 0103

解説


全米で大絶賛!ジョン・キューザックの名演とクリント・イーストウッドの音楽が静かな感動を呼びおこす。

『さよなら。いつかわかること』は、2007年のサンダンス映画祭で観客賞・脚本賞を受賞。とりわけ主演ジョン・キューザックの演技は各メディアで絶賛され、本作が彼の代表作となることは間違いないだろう。愛する人を失った絶望から、時間をかけて立ち直り、生きる希望を見出していく家族の絆を描いた感動作が誕生した。

監督は、本作がデビュー作となるジェームズ・C・ストラウス。俳優のスティーブ・ブシェーミが監督した『リターン・トゥ・マイ・ラヴ』(05/未)の脚本で注目され、今回もスタンレー役にキューザックを想定した脚本を自ら手掛けている。また、音楽はクリント・イーストウッド。自身の作品以外に音楽を提供するのは初めてで、残された家族3人を包み込むような繊細で優しく暖かいメロディーが作品に深みと奥行きを与えている。

ストーリー

 シカゴのホームセンターで働くスタンレー。家族は、12歳と思えない程しっかりしている長女・ハイディと、8歳の次女・ドーン、そして陸軍の軍曹で駐在イラクに単身赴任中の妻・グレイス。父がいない時にこっそり戦争のニュースを見るハイディと、毎日母親と同じ時間に互いのことを想うという約束を守るドーン。スタンレーは母親を恋しがる子供たちとなかなかうまく接することができず、衝動的にドーンが以前から行きたがっていたフロリダにある遊園地まで車で行く事にする。

 父親の突然の行動を訝しがるハイディと、無邪気に喜びはしゃぎまわるドーン。そして、夜中にこっそり自宅に電話し、妻の声で録音されている留守番電話の応答メッセージを聞くスタンレー。畑でロードレースごっこをし、ホテルのプールで遊び、ショッピングを楽しみながら、フロリダまでの距離と時間を共に過ごすことで、3人は徐々に絆を深めていく・・・。

 遊園地で至福の時を過ごした後、覚悟を決めたスタンレーは浜辺で娘たちと向きあった。

スタッフ

監督:ジェームズ・C・ストラウス
音楽:クリント・イーストウッド

キャスト

ジョン・キューザック
シェラン・オキーフ
アレッサンドロ・ニヴォラ

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